こんにちは。
自然災害は経済に大きな影響を及ぼしますね。
タイの大洪水の影響が大きくなってきているようです。
タイはここ数年、日本企業の進出が多くなっている国です。
中小企業が進出を考えている国でもあります。
何しろ、仏教国で人間性の良い国だと言えます。
しかし、ここ1週間くらいの洪水でとんでもないことになっています。工場ごと冠水している姿は驚きです。
今年の日本の大震災しかり、サプライチェーンが進展している現在では、どこかの部品が製造できなくなっただけで全体の生産がストップしてしまうことがあります。
サプライチェーン自体は全体最適を目的として設計されます。
でも、まさか自然災害のことまではなかなかその設計思想の中には入れないと思います。
このような自然災害を考慮の中に入れ、たとえば、同じ部品を何か所かで生産させることも必要になってくるのでしょう。
しかし、こうすると部品単価は当然高くなります。
単価をとるか生産の継続性をとるか。今後のサプライチェーンの設計はますます難しくなるかもしれません。
こう考えると、あまり安く物を作るというのは厳しいかもせれませんね。
それでは。