こんにちは。
早速ですが、今日はビジョンの共有と企業業績の関係性について考えてみたいと思います。
とある業界でシェアNO1・NO2の企業の意思決定の方法がそれぞれ違い、その違いがどうやら業績に表れているのではないかと両者と取引のある方のご指摘を受けました。
両者のうち、方や上場企業(以下A社とします)、もう一方の企業は非上場(以下B社とします)です。
A社の社員の方もB社の社員のかたもそれぞれ優秀です。
ただ、取引となるとA社の方はその場で意見を集約してその場で結論を出すそうです。
B社の方は、その場での意見集約もできず、持ち帰り結果が出るまで、社内での議論を経てかなりの時間経過後に結論が出てくるそうです。
また、A社ではビジョンをみんなで共有しており、B社ではビジョンはなく意思決定基準は数字だけとの事です。
そして、両者の業績を見てみるとA社は良く、B社はもがき苦しんでいる状況です。
ビジョンが共有されているだけで行動もその結果としての業績も違ってくる。
もちろん、ビジョンを共有させることができるのは経営陣ですので、経営陣の力の違いもあるかもしれません。
でも、非上場会社の方がトップダウンでビジョンを共有させていく企業風土は強いように思うのですが。
いずれにしても、ビジョンを共有させベクトルを1方向に向けさせることが、悪い経済環境下では特に必要かもし
れませんね。
皆さんも、ビジョンが共有できてきているか確認をしてみてはいかがでしょうか。
それでは。
参考に↓
ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか/ケン・ブランチャード
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