夏太りと総資産回転率 | 経営のヒントを日々の経済・経営事象から考えるブログ

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埼玉県川口市で経営コンサルティング・人材育成を行っています。
専門領域はサービスマネジメントです。サービスマネジメントとは、「マーケティングマネジメント」「オペレーションマネジメント」「ヒューマンリソースマネジメント」を顧客にフィットさせることです。

こんにちは。



急に涼しくなってきました。秋が急速に近づいてきたようです(台風災害にはくれぐれもご注意を)。



秋といえば食欲の秋です。ですが、私の場合は年中食欲があり、特に飲み会などが続いたりするとすぐズボンがきつくなったりします。



太る原因は、新陳代謝が悪くなっていることもあげられると思います。




若いころは、食べたもの→エネルギー→運動→筋肉→食べても太らない、といったサイクルになっていたような気がします。



しかし、加齢にしたがって、食べたもの→脂肪→太る、といったサイクルになっていしまいました。




しかも、太らないようにする目標も作らない(減食や運動)、目標数値のモニタリングもしないという堕落した生活に陥っています。




企業経営に例えると、資金調達→売上向上ならず→利益が増えない、という感じでしょうか。




本来、企業経営では、資金調達(他人資本or自己資本:BSの貸方)→儲かる事業への投資(BSの借方)→売上向上→利益、というサイクルを構築しモニタリングも行います。




このように、モニタリングの仕組みなどで確実にもうかる仕組みを構築しないと、総資産ばかり増え総資産回転率は悪くなるばかりになります。




資金調達が他人資本ばかりでこの状態が続けば、返済原資がなくなり、当然倒産につながります。




企業も自分の体も健全でいられるように、総資産回転率(体でいえば体脂肪が低いまま推移するなどが当てはまるのでは)が毎年同じ推移やよくなるよう目標設定をし、モニタリングする必要があると思います。



自分の腹を見て企業経営の注意点を思い出した次第です。




この秋には少しおなかの脂肪が取れるよう努力します。




それでは。



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