当然価格 | 経営のヒントを日々の経済・経営事象から考えるブログ

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埼玉県川口市で経営コンサルティング・人材育成を行っています。
専門領域はサービスマネジメントです。サービスマネジメントとは、「マーケティングマネジメント」「オペレーションマネジメント」「ヒューマンリソースマネジメント」を顧客にフィットさせることです。

こんにちは。



ユニクロに「+J」があるのをご存じでしょうか。



ユニクロとジル・サンダースのコラボです。



デザインとかはさすがに洒落ていました。ジャケットなど数点購入したことがあります。



この「+J」がこの秋冬モノを最後に販売を終了するそうです。



有名デザイナーを起用した洋服づくり。ブランド価値を負荷できず廉価販売でうまくいかなかったのでしょうかね。






ある著名なコンサルタントの方にブランドビジネスについての講義を受けたことがあります。



ブランドの価格には「当然価格」というものがある、という話です。



例えば、経済学で価格決定理論を考えた時、あたりまえですが、価格は需給が一致した所になります。



ブランドでの価格設定は、これくらいの価格は付いて当然、という価格を付けます。受給を超えた価格設定ですね。



長い年月をかけ、ブランディング・マーケティングしてきたのですから、その長年の努力の結晶が原価にプラスされます。「当然」ですよね。




+Jは他のユニクロ製品と並べられ、価格という価値基準のなかで売られていたものです。



もっと、違った場所で販売できれば違った結果になったのかもしれません。



もっとも、ユニクロさんは契約が終了したので販売を終了します、としか言っていません。



成功とも失敗とも言っていません。何となくうまくいかなかったのではないか、という個人的推測ですのであしからず。



ブランドビジネスは難しいですね。



それでは。



参考に↓

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