ポルトガルVSコートジボワール  0-0

C・ロナウド「審判の判定が理解できないことがある」


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ポルトガル代表主将のクリスティアーノ・ロナウドは、15日に行われたコートジボワール戦終了後のインタビューに応じた。

 試合は0-0の引き分けに終わったものの、前半11分には約30メートルの距離からあわやゴールというロングシュートを放ったC・ロナウドは「ポルトガルはよく戦った。勝てなかったのは運が悪かったにすぎない」と、この試合を振り返った。

 また、対戦相手のコートジボワールについてC・ロナウドは、同国がポルトガルを警戒して慎重なプレーに終始したと分析した。
「コートジボワールがあまり攻撃してこないことは分かっていた。後半では前線まで攻め上がってきたが、僕たちを恐れていたようだった」

 一方でC・ロナウドは、審判の判定を間接的に批判した。
「しばしば、審判の判定が理解できないことがある。もちろん尊重はするが、納得できないこともある。なぜなら、審判というのは優秀な選手を守らなければならないからだ」

 最後にC・ロナウドは、同国代表が「これ以上ミスが許されない状況に追い込まれた」との見方を否定し、決勝トーナメントに進める可能性がまだ十分に残されていることを強調した。



ポルトガル代表で内紛か、デコがケイロス監督にキレる

デコはまず、同監督が命じた役割に不満をぶちまけた。
「最初、監督は僕に『右サイドに開け』と命じたんだ。僕のキャリアの中でこれまで経験したことがないことさ。僕はサイドアタッカーじゃない。その後、考えを変えたけどね」

 続けて、ケイロス監督の戦術にもかみついた。
「ダイレクトなサッカーをするように言われたが、それがベストチョイスだとは思えない。何よりの間違いは、前半の45分で試合を決めようとしたことだ。このことが僕たちを焦らせた。まったく、負けてもおかしくない試合だったよ」

 デコは62分に交代を命じられたが、それについては「怒っていない」と語った。

試合総括

ロナウドの際どいロングシュートから始まったこの試合、ポルトガルは得意のパスワークから攻撃を展開し、コートジボワールは引いてからカウンターを狙う。しかし前半途中からはこの構図が一変し、エンジンがかかってきたコートジボワールがボールを支配するようになる。後半に入り、ポルトガルは開始からプレスの位置を高くして攻勢に出るが、コートジボワールは前半同様に落ち着いてこれを受け止め、カウンターに出る。徐々にスペースが空き、打ち合いの様相を呈してきた終盤、途中出場のドログバがチャンスを迎えるが決め切れず。両チーム無得点で試合を終えた