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英紙『デイリー・メール』は、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のアレックス・ファーガソン監督が、この夏クラブを出るとうわさされているレアル・マドリーの主将ラウル・ゴンサレスの獲得に動く可能性があると報じた。

 ラウル獲得には、来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得したトッテナムや、ブラックバーンなどプレミアリーグの複数のクラブが興味を示していると言われるが、ここに来て同選手の心を揺り動かすビッグクラブが名乗りを上げたことになる。

 ラウルとレアル・マドリーの契約はあと1シーズン残っているものの、ファーガソン監督は、ラウルがもしレアル・マドリーとの契約を解除し自由契約となった場合、同選手の獲得に動く構えだという。ファーガソン監督は昨夏にもニューカッスルとの契約が満了したベテランFWマイケル・オーウェンを獲得した前例があることから、ラウルについても同様の方法で獲得したいと考えているようだ。

 ラウルは今シーズン、マヌエル・ペジェグリーニ前監督のもとで控え選手として出場機会に恵まれないままシーズンを終えたこともあり、高いレベルでプレーが続けられるマンUへの移籍は魅力的なオファーと言えるだろう。とはいえ、ラウルがマンUでスタメンとして出場できるかどうかは未知数であることも否めない。

 一方、プレミアリーグ以外にも、MSL(米国メジャーリーグサッカー)のレッドブル・ニューヨークがラウルの獲得に興味を示しているとの報道もあり、この夏の同選手の去就に注目が集まりそうだ。