こんにちは。
先日、TV「世界一受けたい授業」 で日本の嘘2時間SPってのをやっていました。
見ました
夜ホットミルクを飲むと眠れるはウソ。。。
説明を聞くとなるほどとは思うんですが、牛乳は朝に飲むのが良質の睡眠には良いらしい。。。
私的にお腹には悪いので、悩みどころです。(笑)
今日の過去問は、平成21年度問48の過去問を○×式で解答してみましょう。
行政改革に関する記述について、正誤判定をしてみましょう。
それでは、早速。
問題
PFI(Private Finance Initiative)は、公共施設等の施設や運営に民間の資金やノウハウを活用する手法であり、日本でもこれを導入する法律が制定され、国や自治体で活用されている。
正解は?
○
今日は、「行政改革」に関する問題です。
1問目は、「PFI」について。。。
PFI法ってのは、学習してると出てくるんですが、ちょっと調べて見ましょう。
特定非営利活動法人日本PFI・PPP協会ってのが出てきました。
PFI(Private Finance Initiative)=公共施設等の設計、建設、維持管理及び運営に、民間の資金とノウハウを活用し、公共サービスの提供を民間主導で行うことで、効率的かつ効果的な公共サービスの提供を図るという考え方。
この内容からすると、問題前半の「公共施設等の施設や運営に民間の資金やノウハウを活用する手法」ってのは、間違いではありませんね。
それと問題後半。
さきほど、PFI法ってのを書きましたが法律が制定されていますので後半も正しい記述ですね。
日本では、1999年7月に、
「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)」が制定されています。
な、ながっ
んでは、どんなものがあるのか
内閣府がPFI事例集を公開していますので、興味のある方はご確認ください。
私の住む宮城県では、「女川町水産加工団地排水処理施設整備等事業」ってのが、事例として紹介されていました。
問題
NPM(New Public Management)は、ケインズ主義を理論的基礎として、1980年代にイギリスのサッチャー政権において採用され、これに基づいて公的部門の見直しが行われた。
正解は?
×
2問目は、「NPM」です。
ちょっと調べてみましょう。
NPM(New Public Management)=民間企業における経営手法などを公共部門に適用し、そのマネジメント能力を高め、効率化・活性化を図るという考え方。
もともとは、1980年代にイギリスのサッチャー政権において採用されたものです。
サッチャー政権では、「大きな政府」から「小さな政府」へかわることを目指し、公的部門の見直しを行いました。
その際、行政サービスの運営に、NPMの手法が用いられています。
問題に書かれた「ケインズ主義」は、政府が公的資金を投入して、需要を増やし、経済成長につなげる考え方、つまり、政府が市場介入を行い、政府・行政の役割を拡大させる考え方のことです。
真逆の考え方と言えるかも知れませんね。
「ケインズ主義を理論的基礎として、」ってのは、間違いってことです。
問題
エージェンシー制度は、企画立案部門と実施部門を分離し、実施部門に大きな裁量を与えることによって柔軟な組織運営をめざすものであり、日本でもこれをモデルとして独立行政法人制度がつくられた。
正解は?
○
3問目は、「エージェンシー制度」です。
エージェンシー制度=独立行政法人
こんな図式が私の中では成り立つんですが、、、
エージェンシー(Agency)=行政効率向上のために省庁の事業実施部門を企画立案部門から分離独立させた法人。人事・運営内容等に関する裁量権を有する。1988年イギリスで導入。
1988年イギリスで導入とありますから、2問目でも出てきたサッチャーさんの頃です。
サッチャーさん、やり手ですね。
日本の独立行政法人の制度は、このイギリスのエージェンシー制度をモデルにしているといわれています。
独立行政法人は、「中央省庁等改革基本法」によって制度化されました。
中央省庁等改革基本法
第四章 国の行政組織等の減量、効率化等
第三節 独立行政法人制度の創設等
(独立行政法人)
第三十六条 政府は、国民生活及び社会経済の安定等の公共上の見地から確実に実施されることが必要な事務及び事業であって、国が自ら主体となって直接に実施する必要はないが、民間の主体にゆだねた場合には必ずしも実施されないおそれがあるか、又は一の主体に独占して行わせることが必要であるものについて、これを効率的かつ効果的に行わせるにふさわしい自律性、自発性及び透明性を備えた法人(以下「独立行政法人」という。)の制度を設けるものとする。
この肢は、正しい記述です。
問題
指定管理者制度は、それまで自治体の直営か外郭団体に限定されていた公共施設の管理運営を、営利企業、NPO法人などの団体にも包括的に代行させる制度であり、地方自治法の改正によって導入された。
正解は?
○
4問目は、「指定管理者制度」です。
この問題は、地方自治法の知識ですね。
書かれている内容に間違った点はないかと思います。
この制度は、2003年(平成15年)の地方自治法の改正で導入されました。
条文を確認しておきます。
(公の施設の設置、管理及び廃止)
第二百四十四条の二
1、2 略。
3 普通地方公共団体は、公の施設の設置の目的を効果的に達成するため必要があると認めるときは、条例の定めるところにより、法人その他の団体であつて当該普通地方公共団体が指定するもの(以下本条及び第二百四十四条の四において「指定管理者」という。)に、当該公の施設の管理を行わせることができる。
4~11 略。
参考までに。
仙台市における指定管理者制度の導入状況
ご覧頂くと解るんですが、
1.公募により指定管理者を選定した施設
2.非公募により指定管理者を選定した施設
この2つに分けられています。
この問題は、正しい記述です。
問題
市場化テストは、民間企業と行政組織の間でサービスの質や効率性を競う入札を実施し、行政に勝る民間企業があれば、当該業務を民間企業に委託する制度であるが、日本ではまだ導入されていない。
正解は?
×
今日の最後の問題です。
「市場化テスト」
総務省の「国の行政制度・運営」に案内が出ています。
公共サービス改革(市場化テスト)とは
趣旨・目的
官民競争入札・民間競争入札(いわゆる市場化テスト)を活用し、公共サービスの実施について、民間事業者の創意工夫を活用することにより、国民のため、より良質かつ低廉な公共サービスを実現
「官民競争入札」は、公共サービスについて、「官」と「民」が対等な立場で競争入札に参加し、質・価格の観点から総合的に最も優れた者が、そのサービスの提供を担う仕組み
問題に書かれている内容で、間違いはありません。
では、導入についてはどうなのか
問題では、「日本ではまだ導入されていない」と言っていますが、、、
これ、2006年(平成18年)に法律が成立して、本格的に実施されてるんですね。
「競争の導入による公共サービスの改革に関する法律(市場化テスト法)」
ですから、「日本ではまだ導入されていない」ってのは、間違いです。
この問題は、×です。
興味のある方は、市場化テスト導入事例を見てみるのも良いかも。。。
寝る前に飲むと良いものは、水出しの緑茶。
リラックス効果のあるテアニンを含むためってことらしい。
お茶=カフェイン
そんなイメージがありますが、
水出しにするとカフェインが抽出されにくいそうです。
調理方法、摂取する時間帯、、、
効果を最大限に引き出すには重要ってことですね。
研究すればビジネスになるかも。。。
今日のところはここまでです。