こんにちは。
来月から消費税が10%、、、デカいですね。
上がる直前期に話題に上がるのは、「駆け込み需要」
とくに金額の張るものは、税金も大きくなりますから支払額がかなり違ってきます。
今の私の場合、とくに「これ」ってのがないので、考えなくても良いのが救いです。(笑)
今日の過去問は、平成24年度問56の問題を○×式でやりたいと思います。
最近の情報通信分野に関する記述について、正誤判定をしてみましょう。
それでは、早速。
問題
デジタル・ディバイドとは、身体的又は社会的条件の相違に伴い、インターネットやパソコン等の情報通信技術を利用できる者と利用できない者との間に生じる格差のことである。
正解は?
○
今日の問題は、「最近の情報通信分野」に関するものです。
情報通信、、、いろんな用語がありますからね、大変です。
1問目は、この問題なんですが、
「デジタル・ディバイド」
それぞれの意味的には、、、
デジタル=すべてのデータを一定範囲内の数値で表すこと、もしくは表した状態。情報を0と1の数字の組み合わせ、あるいは、オンとオフで扱う方式。
ディバイド=分割・区分。格差
問題では、「身体的又は社会的条件の相違に伴い、インターネットやパソコン等の情報通信技術を利用できる者と利用できない者との間に生じる格差のことである。」と言っています。
早速、調べてみます。
デジタル・ディバイド=パソコン、インターネットなどの情報技術を使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる格差のこと。情報格差とも呼ばれる。
ほぼほぼ、問題通りです。
ただ、問題には、「身体的又は社会的条件の相違」ってのが書かれています。
これは、例えば、途上国と先進国との違いなんかは、社会的条件の相違ってことですね。
もともと経済的にも、教育的にも、通信環境的にもに格差があります。
これは、問題あることなんですが、実際問題として起こっていることですね。
途上国内、先進国内でも「個人間の格差」がありますし、「国家間による格差」、「地域間による格差」もありますよね。
同じ境遇、国、地域に居てもコンピューターの購入費用を用意できる、できない、使いこなすためのスキルがある、ない、教育がなされている、なされていない、通信インフラの有無などの違いがあることもあります。
これらの格差によって、得られる収入や情報量の格差、利用できるサービスなどにも格差などが発生します。
つまり、デジタル・ディバイドによって、さらに経済的な格差が広がってしまうことが問題点としてあるようです。
ちなみに、2000年の九州・沖縄サミットで、「デジタル・ディバイド」の解消を主要課題としたIT憲章が採択されています。
この問題は、正しい肢です。
問題
クラウド・コンピューティングとは、ネットワーク上にあるサーバ群(クラウド)を利用することから命名されたコンピュータネットワークの利用形態であり、クラウドの中に閉じた通信であるので、もっとも強固なセキュリティを確立したといわれている。
正解は?
×
2問目は、この問題なんですが、、、
「クラウド・コンピューティング」
以前、行政書士試験 平成29年度問54 情報通信に関する問題でチラッと見ています。
問題に、「ネットワーク上にあるサーバ群(クラウド)を利用することから命名されたコンピュータネットワークの利用形態」と書かれています。
覚えてますよね
この場合のクラウドは、「雲」のイメージでした。
この部分は間違いではありません。
問題なのは、後半です。
「クラウドの中に閉じた通信であるので、もっとも強固なセキュリティを確立したといわれている。」
はたしてそうでしょうか
・閉じた通信
・もっとも強固なセキュリティを確立した
この「クラウド・コンピューティング」の特徴は、
自分のデータや利用しているサービスについて、「どこからでも、必要な時に、必要な機能だけ」を利用することができるってものです。
今までは、自分のコンピュータでデータを加工したり、保存していましたよね。
それをデータの加工や保存がクラウド上でできるってことです。
つまり、自分のパソコンがなくても通信手段があれば、「どこからでも、」利用できる訳です。
便利ですね。
ただ、「便利」だけでは済まされない訳です。
メリットがあれば、デメリットもある訳で、、、
メリット
・通信手段があればどこからでも利用できる
・管理コストの低減ができる
デメリット
・オープンネットワークのため、セキュリティ面での課題がある
問題に書かれた、「セキュリティ面」、それと「閉じた空間」って部分は、「どこからでも、」ってのの裏返しになりますね。
ちなみに、私が利用している、「Yahoo!メール」は、クラウドはの1つですね。
問題後半は、間違いです。
問題
スマートフォンは、汎用的に使える小型コンピュータという点で、パソコンと同様の機能を有する。従来の携帯電語と呼ばれてきた端末も広義ではコンピュータであるが、汎用的に自由度の高い使い方ができるものではなかった。
正解は?
○
今日の3問目は、「スマートフォン」ですね。
たしか、以前の会社勤めを辞めて、仕事しながら資格取得を目指し始めた頃に、ガラケーから変えた記憶があります。
いろいろ調べたりするのに便利ですからね。
あ、問題ですね。
分割して見ます。
「スマートフォンは、汎用的に使える小型コンピュータという点で、パソコンと同様の機能を有する。」
汎用=広くいろいろな方面に用いること。また、そのもの。
ここは、書いてある通りですね。
実際、携帯パソコンって感じで利用しています。
メールもネット検索も自由にできます。
ちょっとした仕事の資料確認も出来ますし、便利ですね。
引き続き、、、
「従来の携帯電語と呼ばれてきた端末も広義ではコンピュータであるが、汎用的に自由度の高い使い方ができるものではなかった。」
これもその通りです。
実際、スマホのようにアプリを自由にカスタマイズできるものではありませんでしたからね。
まぁ、携帯電話も便利は便利でしたが、スマホを使ってしまうと戻れませんよね。
今、使用しているのはアイフォン5Sなんですが、「バッテリー問題」が発生中です。
突然、残量がガクンと減る。。。
交換しても同じなんじゃないかと交換できずにいます。(笑)
この問題は、正しい肢です。
問題
現在、ICカードは、国内において公共、交通、決済といった広い分野のサービスで普及しており、その例として、住民基本台帳用ICカード、IC旅券、Taspoなどがあげられる。
正解は?
○
4問目は、「ICカード」です。
ICカード=プラスチック製カードに、ICチップと呼ばれる集積回路を埋め込んで情報を記録することができるようにしたカードのこと
これは問題に書いてあるとおりですね。
現在は、国内において公共、交通、決済といった幅広い分野のサービスで普及しています。
問題には、例として、
・住民基本台帳用ICカード
・IC旅券(パスポート)
・Taspo(タバコ購入時の成人識別用ICカード)
これらが挙げられております。
他にも
・Suica(ICカード鉄道乗車券)
・ICクレジットカード
などもありますね。
問題としては、正しんですが、、、
注意点が
「住民基本台帳用ICカード」ですね。
平成28年1月から「マイナンバーカード」が発行開始されましたので、住民基本台帳用ICカードの発行は平成27年12月に終了しています。
いずれもICチップが付いたICカードに違いはありません。
住基カードの有効期限は、交付された日から10年間ってことのようですので、今も持っている方はいると思われます。
この住基カードは、「マイナンバーカード」の交付を受けるときには、返却しなければなりません。
いろいろと制度は変わるもんです。
制度が変わると、それに伴い行政側でもがたくさん必要になりますよね。。。
それは、「税金」。
問題
マイナンバー制度とは、個人番号を利用し、行政機関等相互間で安全かつ効率的に情報連携を行うための仕組みを整備しようとするものであるが、個人情報保護の観点からの問題を指摘する反対論が強く、政府による検討段階には依然として至っていない。
正解は?
×
今日の最後の問題です。
「マイナンバー制度」
んと、、、「政府による検討段階には依然として至っていない。」って書いてますが、、、
考え抜かれた問題順ってことで、、、今は良いかな
ちなみに、
マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)とは
国民一人ひとりに番号を割り振り、社会保障や納税の情報を一元的に管理する制度のこと。
試験は平成24年のものです。
この法案は、平成24年2月に最初に国会に提出されています。
このときは衆議院が解散したためいったん廃案になっています。
と言うことは、問題出題の時点でも「政府による検討段階には依然として至っていない。」ってのは、間違いってことになります。
あんまり意識したことはないんですが、、、
マイナンバーカード、、、に入ってました。(笑)
持ち歩くもんかは疑問は残りますが、、、
いまいち、使う場面が、、、
今日も最後まで有難うございました。
今日のところはここまでです。
んでまずまた。
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