行政書士試験 平成19年度問49 現代日本の経済財政に関する問題 | 行政書士試験 独学チャレンジ!!

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こんにちは。

 

今日は、「穴埋め」問題です。

 

問題が平成19年、そして、内容的には、2006、7年頃のものです。

 

随分古いので()、選択肢は無しにして、当時と現在を比較しながら見て行こうと思います。

 

数字ものは、時代とともに変わるものです。叫び

 

今日の過去問は、平成19年度問49の問題をやりたいと思います。

 

現代日本の経済財政に関する次の文章について、空欄[ ア ]~[ エ ]に当てはまる数値を検討してみましょう。

 

 

それでは、早速。

 

 

 

問題

 今日、日本の国内総生産(GDP)は[ ア ]兆円に達しており、この水準は世界第[ イ ]位となっている。

 

しかしながら、日本政府は大きな債務を抱えており、この債務をどのように償還していくかが大きな課題となっている。

 

政府が発行する普通国債残高は2007年3月末には[ ウ ]兆円を超える水準にあり、利払費だけでも、年間でおよそ[ エ ]兆円の支出をもたらしている。

 

少子高齢化の進展により、今後社会保障をはじめとする支出がますます増大すると考えられており、財政再建に向けた課題は多い。

 

これに対する対応策として、経済財政諮問会議による「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006」(骨太の方針2006)では「歳出・歳入一体の改革」が打ち出された。

 

 

 

いつものごとくサラッと目を通しましょう。

 

まぁ、目を通しても前後から読み取れるものでもないんですが、、、ショボーン

 

ただ、サラッと目を通す癖はつけてほしいですね。

 

私的には、正直なところ、過去問で「知った」内容ですね。(

 

問題と現在と両方見てみますね。
 

 

それでは、早速。。。

 

 

 

[ ア ]は?500

 

 

 

最初は、[ ア ]からです。

今日は、すべて1ヶ所ですね。

 

日本の国内総生産GDP)は[ ア ]兆円に達しており、」

 

国内総生産GDP)ですね。

 

これ、名目GDP実質GDPがあります。

 

名目GDP=生産額を単純に足し、計算したもの

実質GDP=インフレなど景気による生産額を考慮し算出したもの

 

何だかよくわかりませんが、、、ガーン

 

[ ア ]の出題当時の選択肢は、300(兆円)、500(兆円)の二択でした。

 

と言うことは、当時は、このくらいの額だったと言うのが解ります。

 

んでは、現在はどうなのかはてなマーク ってことなんですが、、、

 

GLOBAL NOTEさんの「世界の名目GDP 国別ランキング・推移(国連)」と言う資料から、、、

 

2017年のもので、単位は百万米ドル日本は、4,872,415百万US$です。

 

これ、電卓では表示できませんでした。爆  笑

 

エクセルで計算してみると500(兆円)オーバーですので、[ ア ]は、「500」(兆円)です。

 

出題当時と変わっていないような気がしますが、単位が「兆円」ですからね。

 

言えるだけであって、お目にかかれる額ではありません叫び

 

なんぼでも言えるんですけど。。。(


 

 

[ イ ]は?

 

 

 

次に、[ イ ]です。

この水準は世界第[ イ ]位となっている。」

 

GDPが世界で何位かはてなマーク ってことですね。

 

ここは、知識として知っていましたが、、、

 

先ほどの資料で、日本は、世界第3位です。

 

以前は、世界第2位だったんですが、中国の台頭により順位を落としています。

 

ここは、2010年に入れ替わっています。

 

それと先ほどの資料で、2017年の順位は、

 

1位アメリカ、2位中国3位日本、4位ドイツ、5位イギリスとなっています。

 

[ イ ]は、「」(位)です。

ちなみに、出題当時の選択肢は、(位)、(位)の二択でした。

 

[ ア ]と[ イ ]に関して言えば、当時も今も問題としてはそのまま使えますね。
 

 

 

[ ウ ]は?

530

 

 

 

次に、[ ウ ]です。

 

政府が発行する普通国債残高2007年3月末には[ ウ ]兆円を超える水準

 

国債」ですね。

 

国債=国の発行する債券。国債の発行は、法律で定められた発行根拠に基づいて行われ、大別すると普通国債と財政投融資特別会計国債(財投債)に区分される。

 

問題の普通国債には、

 

建設国債特例国債年金特例国債復興債及び借換債があり、

 

普通国債の利払い・償還財源は主として税財源により賄われるそうです。

 

建設国債特例国債及び年金特例国債一般会計において発行され、その発行収入金は一般会計の歳入の一部となり、

 

他方、復興債東日本大震災特別会計において、借換債国債整理基金特別会計において発行され、その発行収入金はそれぞれの特別会計の歳入の一部となる。

 

まぁ、難しいことが書かれていますね。。。叫び

 

問題に戻ります。

 

ここ、当時の選択肢は、230(兆円)、530(兆円)の二択でした。

 

何かあれば国債を発行して財源を調達する訳ですから、少ない訳がありません。

 

当時の[ ウ ]として考えれば、[530](兆円)です。

 

そして、ここの現在ですが、、、

 

財務省主計局 我が国の財政事情 平成30年度予算政府案

 

1ページ目に書かれています。

 

平成28年度末実績831兆円、平成29年度末実績見込864兆円、平成30年度末政府案883兆円

 

アゲアゲ爆  笑 鰻登りとはこのことかはてなマーク

 

桁が大きくて現実味がありませんが、、、叫び

 

 

 

[ エ ]は?

 

 

 

最後、[ エ ]です。

 

利払費だけでも、年間でおよそ[ エ ]兆円の支出をもたらしている。」

 

利払費ですね。

 

利払費=国債(借金)の利子の支払いにあてられる費用。

 

ここは、[ ウ ]からの引き続きです。

 

ですから、2007年当時が入ります。

 

資料は、先ほどの資料から「利払費と金利の推移」を確認しましょう。

 

2007年は、平成19年です。

 

ちょっと微妙なんですが、7.4兆円となっています。

 

選択肢は、(兆円)、(兆円)でした。

 

[ エ ]は、「」(兆円)ってことになります。

 

ここの現在なんですが、、、

 

平成29年度8.1兆円、平成30年度9兆円って数字になっています。ゲッソリ

 

 


参照

 今日、日本の国内総生産(GDP)は[ア:500]兆円に達しており、この水準は世界第[イ:]位となっている。しかしながら、日本政府は大きな債務を抱えており、この債務をどのように償還していくかが大きな課題となっている。政府が発行する普通国債残高は2007年3月末には[ウ:530]兆円を超える水準にあり、利払費だけでも、年間でおよそ[エ:]兆円の支出をもたらしている。少子高齢化の進展により、今後社会保障をはじめとする支出がますます増大すると考えられており、財政再建に向けた課題は多い。これに対する対応策として、経済財政諮問会議による「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006」(骨太の方針2006)では「歳出・歳入一体の改革」が打ち出された。

 

 

 

参照選択肢

**
1 300 5 230 3
2 500 2 530 8
3 300 2 230 3
4 500 2 230 8
5 300 5 530 8

 

 

 

いやぁ~、数字ものの過去問は難しいですね。ショボーン

 

混乱しないように気を付けたんですが、、、青字出題当時赤字現在。。。

 

赤字って表現は良くないんですが、、、() 

 

大きいですからしょうがないですね。(

 

当然ですが、出題当時のものを覚えるんではなく、今どうなのかはてなマーク ってのを記憶しといた方が良いと思います。照れ

 

 

今日のところはここまでです。

 

 

今日も最後まで有難うございました。

 

 

んでまずまた。

 

 

 

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