家族の記録正月に、実家から持ってきた書類などの整理をしていました。早くになくなって面影も知らない祖父の手帖などもあって、感慨深いものがありました。70年といえば長いようですが、こうしてみると短くも感じられます。 私が調べているのも同じころのことです。研究者にとって、それが遠い過去のことに思われても、当時を子どもとしてすごしたり、そうではなくても当事者たちとつながりのある人達にとっては身近な時代なのです。