イタリアのモンラッシェ シャルドネの至宝といわれるワイン。開栓後日を置くほどに深みを増し、三日目には偉大な風格まで出てきました。
モンラッシェ、バタール・モンラッシェに比すべきワインと最初は思いましたが、しかし、実際には南の、別の個性を持った、そして同様に偉大なワインであるようです。
たしかに、バターのような風味や重厚性、イタリアの白で最高峰といわれる複雑性はあるのです。しかし、たぶん、ブルゴーニュの偉大な白にくらべて、より直裁。これは南のワインの特徴である気がいたします。そして、魅了するような糖。
ただ、あこがれをしっているひとだけが、わたしのなやみがわかるのです。
どうしようもなく、イタリアの花と風を思いだします。