【4年生インタビュー⑪ 髙田祥平✖️平野咲空】 | 学習院大学ラグビー部スタッフブログ

【4年生インタビュー⑪ 髙田祥平✖️平野咲空】

アメブロをご覧の皆さま、こんにちは🌞

1年グラウンドトレーナー咲空です!

4年生ラストインタビューを始めていきます✨

第11弾は、髙田祥平さんです!


早速インタビューをはじめていきましよう🎤




💁🏻‍♀️推しのプレーヤーは誰ですか?

→竜聖、大輝、千明の3人です。
・竜聖
GRSで一番熱い気持ちを持っている選手だと思います。何事にも全力で取り組むのはもちろん、怪我をしてしまい今シーズンはプレーをする機会が少なかったですが、そんな時でもチームのために外から常に声がけをしてくれて、そういった練習での姿勢が本当に素晴らしいです。

・大輝
1年生の時に頭の怪我をしてしまい、この3年間とても苦しかったと思います。それでも、副務・学生コーチといった自分の役割をしっかりと取り組んでいる姿は、自分にとっても「頑張らないと」と励みになりました。土曜日の夜、毎週のように一緒に我孫子でリハビリしたのも良い思い出です。

・千明
同じ学生コーチとして、一緒にチームを支えてくれました。ラグビーのことをしっかり考えていて、自分が考えていることとは別の視点からアドバイスをたくさんしてくれるので、とても頼りになりました。自分一人では学生コーチとして上手くいかなかったと思うので、本当に感謝してます。


(左から順に、水野さん(2年)、高田さん、千明さん(3年)、茨木さん(3年)


💁🏻‍♀️GRSでの一番の思い出は?
→1年生の時の東大戦です。試合終了間際の自陣ゴール前のピンチを皆で身体を張ってディフェンスして、守りきれたからです。確かラスト10分?くらいしか出ていないのですが、とてもワクワクした試合でした。


4年間をまとめた一言をお願いします!


「貢献」

→4年間をまとめた一言は「貢献」です。自分は1,2年生の頃は選手としてプレーしていました。ありがたいことに、下級生のうちから試合に出られる機会をいただいていましたが、直音みたいなタックルやギータみたいなトライをできる選手ではありませんでした。ただ、このチームに対して尽くしたい、何か良い影響を与えられるようにと思い、地味なプレーでもひたむきに身体を当て続けて、チームに貢献しようと考えていました。
しかし、繰り返しの脳震盪により、唯一自分が貢献できる身体を張ることができなくなってしまいました。病院の先生からラグビーは辞めた方がいいと言われた時には、悔しさとやるせなさで涙が止まりませんでした。
それでも自分はこのGRSが大好きで、どんな形であっても貢献したいという気持ちは変わりませんでした。できないことに目を向けて悲観するよりも、自分ができることを精一杯頑張ろうと考え、学生コーチという役割でチームに携わることを決めました。
立場が変わったことにより多くの苦労もありましたが、その分大きなやりがいを感じることもできました。選手のときよりも多くの人とコミュニケーションをとるように心がけ、選手の成長や少しの良い変化に気づくことに喜びを感じたことも多々ありました。
ラグビー部に選手として入部した以上、プレーしたいという気持ちはもちろんありますが、チームに貢献するためにできることを考えて取り組んだこの4年間は、私にとってかけがいのない時間です。

💁🏻‍♀️GRSキャプテンとしてのやりがいは?
今までにない共同主将という体制で、自分が試合に出られないため難しさもありました。ただ、その分多くの声かけをして、みんなを支えようとこの1年間取り組んできました。また、学生主体で取り組み、練習計画やメニュー、戦術やルールといったほんとにたくさんのことを自分達で考えて改良してチームを作っていくことが大きなやりがいだと思います。
だからこそ、今シーズンの結果が振るわなかったのは自分の責任です。こんな自分をキャプテンに選んでくれたみんなには、期待に応えられず申し訳ないと思っています。
ただ、キャプテンとして取り組んだ1つ1つのことが、成功と失敗を重ねながら自分自身を成長させてくれたことは間違いありません。このチームには本当に感謝しています。

後輩へのメッセージをお願いします!
まずは、今までついてきてくれて本当にありがとうございました。
みんなに伝えたいことは、できないことよりも、自分にできることは何かを考えて行動してほしいということです。
スーパーマンでない限り、何でもできる完璧な人はいません。誰しも得意なこと、苦手なことはあると思います。その中で、できないことを克服しようとすることもとても大切です。それは、自分自身の成長につながるからです。ただ、それ以上に私は、自分のできることを理解してチームのために行動することが、より大切だと思います。
一人ひとりの持っているさまざまな「できること」を集めれば、チームとしては「何でもできる」チームになれます。「みんなちがって、みんないい。」とは、そういったことでもあると私は思います。
自分のできる最大限のことをチームに還元して、強いチームを作ってください。引退しても、みんなのことを心から応援しています。

4年生へのメッセージをお願いします!
ラグビーを通して出会い、苦楽を共にした時間は、その1つ1つが私にとって大切な思い出です。
全員で集合することは少なかったけど、銭湯に行ったりBBQをしたり旅行に行ったり、と楽しい思い出もあり、面白い人が多かったです。
ただ、ラグビーになるとみんな目の色を変えてプレーする姿が印象的で、とても頼りになりました。試合中、身体を張った良いプレーだなと思った時に、その選手が顔を上げると4年生のことが多く、同期として外から見ていてとても胸が熱くなり、自分も頑張ろうといつも勇気をもらっていました。
苦しい最後のシーズンだったけど、それでもチームの先頭に立って身体を張り続けていたのはやっぱり同期の仲間で、本当にみんなには感謝しています。4年間ありがとう。
ラスト最終戦、必ず成城に勝って笑顔で終わろう!



髙田さんは、私たちGRSにとって欠かせない恩人です。初めての夏合宿では、うまくいかず先輩方にご迷惑をおかけしてしまい、とても落ち込んでいました。そんな時、髙田さんが「夏合宿で成長したね。よく頑張ったね」と声をかけてくださり、その言葉に思わず涙が溢れたのを今でも忘れません。

髙田さんがいてくださったからこそ、マネージャーとしてここまで頑張ることができましたし、髙田さんのいないGRSは想像できません。

個人的には、もっと髙田さんとお話しする時間があったらよかったなと感じています。成城戦までの残り1週間、髙田さんにとって人生のかけがえのない時間になることを心から願っています。

先輩方と一緒に過ごせる時間もごく僅かとなってきています。まだまだ力不足ではありますが、先輩方が最高な状態でラグビーを締めくくれるよう全力でサポートできるよう頑張ります💪🏻

皆さま、最後までご精読いただきありがとうございました🏉✨

咲空🌸