なんと、演じている草笛さんが、リアルに90歳なんですよ!!なんてお若く見えるの?とほんとに驚いてしまう。

ちなみに、実在の佐藤愛子さんは、昨年100歳になり、ご存命です。10年前の、佐藤愛子さんが90歳だったときのお話なのです。

三谷幸喜さんがタクシードライバー役にて、役者さんとして出演しています^_^。


映画公式サイト


予告で見たよりずっと面白い作品でした!

これは、見て良かった。遅い時間まで粘って鑑賞してきて良かったです。

19時台スタートの回でしたが、年齢層高めでした。ほぼほぼ、自分より上の年齢層。こんな時間にわざわざみんな観にきていたのです。

笑いがなんども巻き起こっていました。


脚本が上手いのか、とても見やすく、登場人物の説明など見なくてもスッとわかる構成になっています。


また、高齢者ものだから、"お涙ちょうだい"なのか?というのは全く当てはまらない作品なので、身構えずに楽しく見られます。


唐沢寿明は、いままであまり見たことがない外見で、好演しています。


私は佐藤愛子さんって作家でなくエッセイストだとばかり思っていました、それぐらい、その雑誌の連載を見たことがあったんだと思います。小学館の女性セブンに連載されていたようなので、美容室でパラパラと読めますよね。図書館でエッセイ本を見かけたことも確かありました。


作品中でもいくつか実際のエッセイが紹介されますが、文章力が凄いです。それに、いいことたくさん言ってる。


あと、エンドロールで、本当の佐藤愛子さんの写真群が見られるので、最後まで席をたたないで。ほんとに撮ったんだ?!と驚く年賀状ネタがツボです。


自分で気づけたロケ地がひとつ。浦和駅前にある埼玉会館です。見覚えあるなーとパンフを確認したら、『撮影協力』場所のひとつとして載っていました。外観やロビーが使われているかも。座席もそうなのかな?唐沢さんの娘のダンス発表会の場所として出てきました。

九段会館も載ってますが、webで写真をみたところ、佐藤愛子先生の記者会見場所のロケ地かな?と思います。


主題歌は 木村カエラさんでした。




帰り道に本屋をのぞいたけど、原作(原案)になった単行本が置いてなかったです。これは、amazonや楽天しかないですかね。




今なら、増補版の、映画ポスターをカバーにかけたものがありますね!