だんだん、ボンジョビの曲を最近の曲まで追ってきていると、懐メロというには新しくなってきたかも・・それでもまだ20年も前のものなんですか?まだまだ最近ものまで聴く時間が残っているなぁ。


今回は 地味だ地味だと言われたらしいアルバム「These Days」から、表題曲を訳してみようかなと・・MVがとっても素敵なんですよ。


1995年に世界ツアーでもそれまで行かなかったアジアの新興国などにも行ったみたいで、その映像を入れてあるMVなので、ツアーに一緒についていっている気持ちになれます、


が、検索するとライブ1本全部をYouTubeにあげてくれているものがほとん欧米のものばかりなので、アジアの新興国(タイなど)でこんなにお客さん入っているんだ?と新鮮なかんじです。


日本もちょっと入っている気がするのですが。。(プリキュアが映っていますよね?)・・MVの本当に最後の最後に出てくるジョンの1カットが、黄色いジャケットを着ていて、日本公演(横浜アリーナ)の1966年のだな~と、感慨深くなったりもします。


そのすばらしいMVが こちら

ロンドン(ウェンブリー)もありますね。しかし、アフリカ初上陸もありました、南アフリカ共和国。まさかボンジョビが南アでコンサートをやっていただなんてねぇ。


この曲ってアルバムの中に入っていても本当に地味だし、しかしライブではけっこう歌われているみたいです。間奏のメロディがやたらと、カントリー&ウェスタン風だなと思います。


いっぽう、これより前のKeep the Faithに収録されている”In These Arms ”などは、まんま、U2風味です。これは前半はU2の真似っこだろう!と誰もが思いますよね、しかしサビはやっぱりボンジョビならではのキャッチーさがあります、U2はサビらしいサビが無い曲調なんですよねー。

だいたいねぇ、Keep the Faithのジャケ写を撮ったのはU2のジャケ写撮ってるので有名な人らしいし(だからモノクロなのか)、


インタビューを読んでいても、あージョンってU2を意識してる。て感じます。昔。ニュージャージーツアーのドキュメント映像"Access All Areas"を撮るときも、U2の「魂の叫び」などを何日間か繰り返し見て参考にしたと言っていましたしね。「若いころは誰でもロックンロールに興味を持ち、自分たちもそうだったので歌詞は軽い内容が多かった。北アイルランドのような紛争地域で生まれ育ったわけではないものだから・・」と、知らず知らず、U2にコンプレックスがあるような発言があったりもしています笑。


U2はねぇ・・私は音楽が凄いと思うけど、ボーカリストがあまり好きじゃないのです、声もビジュアルもね(笑)。だけど音がぜんぜんぶつかっていないあのカラオケ部分は凄すぎると思っています、いつも、U2聴くときはボーカルも1楽器だと思って聴いてみます、だから、ボンジョビのほうが、ボーカリストが魅力的ですよ、もう全然、ボンジョビの方に軍配を上げます。


参考にした歌詞サイトは こちら です。


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僕はただの群衆の一人として歩き回り、

雨やどりをしていた。


浮浪者のキングが、発泡スチロールの王冠を被っているのを見ては、

自分があんな風に成り果てたらどんな風だろうと考えたり。


街角の男が、変化をテーマにした昔の曲を歌っている

最近はだれでもが、耐えなければならない試練を背負っているんだね。


彼女はスーツケースいっぱいに夢を詰め、シェルターを求めてやってきた

やってきたのは大通り沿いのモーテル

彼女はジェームズ・ディーンになろうとしているのかな

きっと熱狂的ファンや信奉者を見過ぎたんだろうな

最近じゃ、誰もが、自分自身にはなりたがらない。

それでも、こんな世の中しか、しがみつく場所が無いんだよ。

最近は、星たちに手を伸ばしても届きそうには見えなくて

最近じゃ、ストリートには登るべき梯子すら無くて

最近は月日が経つのが早く、こんな無法時代にはなにも残らず、

純真ささえもが、夜汽車に乗り去ってしまう

残っているのは僕たちだけなんだ


ジミー・シューズは空の飛び方を覚えようとして、両足の骨を折った

まさに二階の窓から飛び降りて、 両目を閉じたんだ

彼が「ママ、僕は、どうしても飛びたかったんだ」と言ったので、

彼のママは「この子は頭がどうかしていたんだわ」と言ったよ

知らないのかい、今やヒーローというヒーローはみな死んでしまったんだよ

僕だって、消えるぐらいなら、死んだほうがマシだ



最近は、星たちに手を伸ばしても届きそうには見えなくて

最近じゃ、ストリートにも梯子すら無くて

最近は月日が経つのが早く、こんな無法時代にはなにも残らず、

純真ささえもが、夜汽車に乗り去ってしまう

残っているのは僕たちだけなんだ


僕には、ローマがまだ燃えているとわかる

時代は変わったと思っている

この世界はぐるぐる廻り続けるんだ

こんな時代になってもね


最近じゃ、ストリートにも梯子すら無くて

最近は月日が経つのが早く、こんな無法時代にはなにも残らず、

無駄にしている時間もない

庇ってくれる人すら居なくて

残っているのは僕たちだけなんだ

もう今ではね


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この歌は日本公演でも披露されたことがあったようです、

2006年札幌ドームの「These Days」


それまでのコンサートでは封印傾向であまり聴けなかったのに、このときは演奏してくれて、ファン号泣みたいな感じだったようですね(^^)。

暗めの曲なのに日本ではけっこう人気があった曲なんだなぁ。



私にはこの曲はGlayの曲のどれかみたいな(カラオケ部分だけだと)、そんなイメージがありますね、北海道つながり笑。

辞書引きポイントとしては前半部分のcross.

「十字架」以外に、「苦難」という意味があり、

例文にそのままの形が載っていました。


{494C0616-7014-49B9-9DCC-32EAD0471C7D:01}



この歌って久々リリースしたアルバムの表題曲で、These Days (最近、とか この頃、という意味)だから、

最近僕たち充電してのんびりして、楽しくやっていたよ。て歌かなっと思っていたら(曲調も優しいのでね)、


MVを見て、なんだか、国際問題を含んでるのかな?と思い、歌詞を読んでみようと思ったんでしたが、

これはね、そんなグローバルな話ではなく、ちっさな範囲の愚痴ですな。

でも身の回りの小さな出来事から、イマジネーションを広げて、大きなことを憂いているわけです。

大サビのところに救いというか、優しさを残しています。


最近うちで入手したDVD作品「ロスト・ハイウェイ ザ・コンサート」のボーナストラックに、メンバー4人ひとりひとりのインタビューが収録されていて、

それが上にも引用した発言。ジョンは、「昔は、若かったし幸せに育ったので、あまり重い歌詞は書いてこなかった。年齢とともに、環境問題なども書くようになっただけ」などと話しており、

リッチーは「常に新しいものを作りたいと思っている。ロスト・ハイウェイはアルバム売り上げ1位を複数の国で獲得したのが大きい。どんな曲が人々の心を打つのかの基準がわかるからだ。」と嬉しそうに語っています。これは、アルバムを録音してから時間が経った時点のインタビューです。


で、CDアルバム「ロスト・ハイウェイ」のボーナスDVDの内容は、3曲目の"You wanna make a memory"についてで、

この曲の制作秘話と、MV撮影秘話、

出来上がった実際のMVと、

同じ曲のライブ録音が入っているんです。

この曲、、例のリッチーの離婚騒ぎのゴタゴタのときの歌だということが判明(笑)

しかもキーボードのディビッド(双子のお子さんが居た)まで、もうお別れしちゃっているようだから、その当時いろいろ揉めていたのでしょう、ジョンは「リッチーとディビッドから色々な話を聞いた上で書いた」ようなことを言っていますね、

MVの主役は自分が務めましたが、あの男性はリッチーであり、相手役の綺麗な女優さんはヘザーの代わり(笑)


いろんなことが芸の肥やしになるとはいえ、こんなことを地でいくとは凄すぎます、さすがは世界のロックバンド!

呆れるやら感心するやらです。


しかしそのMVは美しいですね、名作です。こちら

自分たちなりの大人っぽい歌が、私生活の犠牲をへて生み出されていただなんて全くオドロキですけれど、

こういう大人の色気路線は合うかも。映画出演の依頼も舞い込むジョンならではの良いMV撮れたなーと思います。


(おまけ)


私が好きなU2の曲って、

初期の頃の これ ですが、

なんだこの、大仰でわざとらしいMV撮り風景(笑)。

U2にはキーボードがいないので単なる3ピースバンドと同じ(ボノは楽器を持たない)だが、ロカビリーみたいなスカスカ感がない。

つまり、

ギターのジ・エッジがどんだけ偉いのか、偉すぎるだろうという話になる。


あとは直ちゃまライブで開演前SEでよく使われていた この曲も いいよねー

もう歌聞いてない。ドラムスとギターしか聴かない。それが正しいU2の聴き方です(笑)

しかしこのdesireなんかは、テンガロンハットを被り、ハモニカを吹いて、

U2のほうがよっぽど、アメリカ寄りになりたがっているように見えます。


重い曲としては ブラディ・サンデー とかでしょうけど

(1985年のライブエイド(ロンドン・ウェンブリースタジアム) もあるよ♪ 何だこの学ラン風衣装は^^;)

※バンド紹介をしているのは、英国人俳優のジャック・ニコルソンですね。

(この映像、2曲続いて演奏があり、その終わりには、フィル・コリンズ(イギリス人アーティスト)がコメントしています。フィルはなぜか最後は、コンコルドに乗ってどこかへ行った?)


たしかにこの曲が印象的だったから日本ではいち早く有名になっていた。

でも曲としては結構単調な曲です、

で、「血の日曜日~」と連呼する。

やっぱりこういう曲はあまり多くないほうが良いです、

こういう曲のネタになるような事件や国際問題を出来るだけ少なくする方向へ動いていきたいもんです。


「血の日曜日事件」ってのは、世界中に何度もあったみたい、

U2が歌っているのは1972年の、北アイルランド(イギリス領のキリスト教カソリック地域)「ロンドンデリー」という町にて、イギリス軍兵士(落下傘部隊)が、デモ隊の一般人たちに発砲し15人ぐらいが犠牲になったという事件で、


U2のボノは、アイルランド国民としてこの、ロンドン郊外のステージに立ち、

「No more!! No more!!」(こんなことはもうたくさんだ! もうたくさんだよ!)と客席に呼びかけて、言わせていますね、


イギリス国民も、そんな痛ましい事件は「もうあってはならない」と当然、民間レベルでは皆、思っているはずです。民間レベルでは仲良くやっているのですから。


現在北アイルランドのキリスト教カソリック過激派組織(IRA)は解散して、完全和解状態になっていますけれど、


70年代はなかなか険悪だったのだな~と・・歴史の勉強になりますね。


アイルランド島の一部が、なぜだか、宗教も民族も違うイギリスの領土になっている例ですが、


これって同様の例で他国でいうと、パレスチナ問題がありますよね。


イスラム教徒の住む地域に、イスラエルが建国されて、もともと居た人たちが追い出されて、難民地域に住まわされている。自分の建てた家には、見知らぬイスラエル国民(ユダヤ教徒)が勝手に住んでいる。

もともと住んでいた人たちには何の罪もありませんが、土地も家も略奪されてしまったままです。


これも、もうどうにもならないので、現行どおりで和解に向かっていますが、(殺し合いをしていても終わりが来ないので)、


これも建国にイギリスがかかわっている事柄です。


最近U2はこの曲のライブで、

舞台上のLEDスクリーンにアラビア語みたいな文字を映写していますが、

(※2011年、グラストンベリー公演)

昔のアイルランドでの事件のみならず、地球上全ての流血騒ぎに「No more!!」というメッセージは「熱い!!」と思います、まぁ良いのか悪いのか、こういう時事問題を盛り込んだ歌が好きか嫌いかは別として。。


渡りに船なので、次回は最新のU2のアルバムからの1曲を訳してみようと思います、懐メロでなく、今メロですね(^^)。