これ、映画化が決まったときは、子供達を連れて見る気まんまんだったのに、時間を経るに従って、見る気が特にはなくなってきていたんですけど、

県内では飯能市(飯能銀座商店街)でロケがあったことなど知ってはいましたが、飯能に行ったことないし。

今週、櫻井君と深キョンが沢山、番宣に出ていたので『見に行こうか』という運びになり、連れていってきました。

これねー、戦闘シーンがすごく怖いんです。ゴジラ対メカゴジラとかを撮ったようなスタッフなんでは?と知りたくなったのでパンフ買いましたが、

監督の三池崇史さんって、『妖怪大戦争』を撮った人だったんで、やっぱりそういう系統っぽいんですよこの『ヤッターマン』も。

ハリウッドから引きが来るような人で、
『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』
『クローズ・ゼロ』
など、アクションやバイオレンスを得意とし、
クエンティン・タランティーノにも影響を与えたそうです。

ヤッターマンはギャグマンガだと思っていたのに、ギャグが思ったほど笑えないんですよね。でも

最後のほうになると、ここで笑わせたいんだなとやっとギャグの場所がわかるようになってきました(遅いよね)

俳優さんはもう原作キャラに忠実です、なりきっていますね、特にボヤッキー。もとが生瀬さんだとは分からないです(笑)

それと、一番印象に残るのは『ドロンジョ様』ですので、深キョンは美味しい役回りだったなと思います。

子供達に『こんなの面白かった?』と聞いてみたら
(私は目が疲れてチカチカしていました)

『どこもかしこも面白かった』そうで。

よそのお子様(小学生?)も、ガンちゃん(櫻井くん)が身に着けていたネックレスなどのグッズを買っていました。

嵐のファンなら楽しめるのかなぁ?

下ネタも中途半端に交ざっているんですよねぇ。小さい子には意味のわからない細かい下ネタ。こども向けなのか大人向けなのか線引きが難しい。大人向けとしては筋がバカバカしいし。思いっきりバカバカしいわけでもなく、半端にシリアスなんですよ。シリアスになられても困るな~というかんじで。

だからこれは、いろんなシーンのなりきり度を楽しむ映画。

私が一番感激したのは、

劇中でまともに歌い踊るシーンですもん、

『頭は冴えてるヨ、ヘイヘへーイ
アイディアばっちりヨ、ヘイヘへーイ
欲しいよ、欲しいよ、ドクロストーン
絶対もらうと決めちゃった』

というあの歌を、ドロンボーいちみが真面目に歌い踊るんです!とくに中央の深キョン凄いなぁ。深キョンのキャスティングにはビックリさせられたけど、本当に彼女のドロンジョ様は楽しかったです。

海外でも公開すれば日本アニメオタクさんたちにウケるかと思います。それを睨んで、パンフにも
『今週のビックリドッキリメカ、発信!』とか
『豚もおだてりゃ木に登る』
などの決めセリフの英訳が載っていました
(*^_^*)