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うちに古いバンドスコアの本があります。なんと『ジュンスカ』です(笑)。
これを買ってわたしはどーしようと思ったのでしょうか?
そーです女だてらに森純太くんのようなカッコイイギターを弾こうかなと思った・・ジュンスカなら素直でストレートな音楽だから出来ると思った(笑)。んだけど、
あんなパワフルなギターは女の子には無理だと分かりました、そこはしょうがない。ギター初心者だからとかではなくて、
森くんのギターって誰にでも真似できるようなものでは無いってなんとなくわかりました。

(写真はボーカルの宮田和弥くんと、その横に写る寺岡呼人くん)

このスコアブックの題名は『ひとつ抱きしめて』で
一曲目が『明日(あした)が来なくても』ですが

※これは『スコアーハウス』という出版社からでたもので1989年6月15日初版発行、15曲収録で定価2060円。


(↓今アマゾンにあるのはコレぐらいで、私が持っているのは絶版になってるみたい)

バンドスコア WALK TOWARDS THE FUTURE~JUN SKY WALKER(S)~

私はあまりジュンスカの曲を沢山知らなくって、ライブビデオを1本持っていただけで、生のライブはみに行ったことがないのですが、
一曲目の歌詞とか、シンプルなんですがすごい名曲だと思います。

彼等は原宿の歩行者天国で演奏するアマチュアバンドで、演奏が有名になったのでスカウトされるという経路で出てきた人達。この人達に続いてThe Boomなども同じ経路で出てきたわけですが、
中学生・高校生の共感を呼ぶ『子ども達の代表』みたいな作風が、ほかのバンドにはない特徴だったのかなと思います。

ここには収録されていませんが
うちにあるジャパニーズ・ロックのオムニバス・アルバムに収録されている『ランドセル』という歌の歌詞が凄くてですね~・・

学校で勉強を教えてくれる大人からして、まずまともじゃないんだもん!っていう、子ども達の目線での『社会への不満』をシンプルな歌詞でガーン!っと歌っています。わたしこの歌を初めて聴いたときは、これを作ったひと(宮田和弥くん)は絶対に天才だと思った!あまりひねらないで出てきた歌詞を歌ってる人なんだなと思いましたけど、なんていうが、人の心を動かす歌詞だなと大いに感銘を受けたんです。若者たちがガーン!っと惹き付けられたのも納得出来る。

この人たち当時たったの22~23歳だったんですもんね、スコアブックには白黒の、ツアー先でのプライベートショットも載っていますが、みな若い。この年代で一世を瘋靡したんですねぇ・・。

ゴーバンズの森若香織さんと和弥くんがお友達だったみたいで、森若ちゃんが『笑っていいとも!』のテレホン・ショッキングに出たとき和弥くんに回そうと思ったが
番組プロデューサー氏に『あいつはお昼の顔じゃない。深夜番組の顔だ』と言われて却下された~!と森若ちゃんが裏話として何処かの番組でしゃべっていました(笑)。
わたしが90年代にジャパニーズ・ロックに嵌っていたのはこのような、ロック畑の人達は裏表が無く、発言も『まんま』だったのが好みに合ったからかも知れないですネ。

今たしか175R(イナゴライダー)か何かがカバーして歌っている『マイ・ジェネレイション』が、NHK教育TV『しゃべり場!』のテーマソングとして使われていますが、これも今聴いても名曲だなと思いますね、素直なんですが惹き付けられる曲です。


JUN SKY WALKER(S), 水島康貴, 森純太, 宮田和弥
MY GENERATION