これは予告しましたが、「ジュリエット・ビノシュ 」の相手役での世界デビューを考えてみました。

ありえない~・・とか言わないで読んで帰ってください(笑)。

っと期待させて裏切るようですが、簡単なものなんです。

ルイ・マル監督(昔のヌーベル・ヴァーグのころ出てきた監督で、「死刑台のエレベーター」が有名です)の遺作となった「ダメージ」 、ビノシュを出したいがために作ったらしいのですが・・(もともと知り合いかなにかだったのでしょうか?それとも単なる、お気に入り?)
これは私は、相手役のおじさま「ジェレミー・アイアンズ」 を見たくて映画館に行ってきたのですが・・あまりのことに、ビノシュに大・注目。してしまいました!なんか、よかったのです。

しかし、あまりこの作品、批評家の評価はいいものが得られませんでした・・エロエロだからでしょうか?たんなる「おぢさんのファンタジー」だからでしょうか?でもダンヒルのスーツをかっこよく着こなす白髪まじりのおじさまジェレミーが、変わり果てたラストシーンにはとっても気の毒になりました。彼女、謎めいていて(あまりしゃべらないんです)悪女ぶりが、とてもよかった!!!

これの逆パタを、直人くんにやってもらいたいのです・・


もうお分かりですね!? 40代のお金持ちの実業家のミセスが「直人くんにはまる。」おじさまを破滅させる女を演じたビノシュが年齢を重ねた今、こんどは、若い男にはまって、地位も名誉も全部失う役をやってもらいます(まず無理っぽいな・・大女優のイメージからいって・現在は^^:)
情事のシーンもちゃんっとあります・・これもねぇ、本家のほうもすごいのがあったけれど、それに負けないのをやってもらいたい!!(あっ・・鼻血でそ・・)

ポイントは、謎めいた役で「自分のことを何にも語らない」お嬢さんの役なので「せりふが、少ない。」ジェレミーおじさまの息子(大事なあととりの一人息子)の恋人として現れます。が、運命をかんじたのか、このおじ様は、情事を重ねるのをやめることができなくなっていきます。息子には内緒です。
最後に決定的なところを偶然(おじさまは偶然だと思っているが、彼女が仕組んだことなのですが)見られて、おじさまの人生は一変してしまいます。すべてを失って世捨て人のような服装でのラストシーン・・自業自得だけど、あんまりだべ? こんなみじめなジェレミーおじさまは初めてみました。

この逆パタだから・・映画の題名もそのまま「逆ダメージ」で!!
(※英語での公開名も「リバース・ダメージ」・・
 ↑ネーミングのセンスまるでなし・爆。)

ビノシュは悩ましいんだけれど、胸が大きいわけでもなければ、お顔が絶世の美女なわけでもない。ただただ「魔性の女」なんです。

なおひとくんも「魔性の若いつばめ。」
を演じてもらう!!しかも英語で(せりふ、極限まで少なめ)

どうでしょうかこんな案は!?露出多いのも問題かな!?そういうイメージついても困るし・・

しかしわたしはビノシュの映画をあまり見ていません、このほかには「トリコロール・青の愛」 ぐらいです。こちらのほうが実は映画としてはお薦めです。最近ふけてきて「ショコラ 」とかに出ていますね。もう魔性の女役は来ない・・かも・・だけど、この「ダメージ」は一見の価値・・ありかも。子供と一緒には見られませんので、レンタルは家族のいない日にしてこっそり見ましょう。