小児科の待合室でタダでもらえた小冊子「絵本の選び方与え方」

絵本の選び方の本

恭子ママのように絵本を子どもに与えたい(もちろん、図書館を100%活用)ってのを考えていたら、タイムリーに、この小冊子にあたりました、読んでみると・・

直人君も読んだ本がいまでも沢山、推薦図書として載っています。まず

「ぐりとぐら」・・赤と青のおそろいのコスチュームを着た「ぐり」と「ぐら」が、まるで藤木兄弟みたいでとても可愛らしいです。この本をまっさきに与えた恭子ママもきっと同じことを思って、双子ちゃんにたちに読んであげたのでしょうね。

これ、シリーズもので何冊もあって、わたしが好きなのはサンタクロースが突然「ぐりとぐら」の家にやってくる回のものです。雪の上に残された足跡が大きくて、「だれなの?だれが歩いた跡なの?」と、こわごわ辿っていってみると、自分たちの家に来ていることがわかり、玄関先には「脱いだサンタの衣装」が掛けられているのです!サンタさんは奥のキッチンで「ごちそう」を作っていてくれたのでした。

ぐりとぐらはお料理すること、食べること、が大好きな二人組なので、これはとっても嬉しかったことでしょうね。

 

あとは、「押し入れの冒険」これが怖くて、部屋の電気を消しては寝られなくなった!っと王子さまは話していましたね。この話は保育園や幼稚園のよみきかせでとっても人気で、1時間続けて話を聞かせても、みんなついてくるんだそうです、つづきは明日、というとブーイングが起こるとか(笑)。途中でやめると「押し入れに入れたままにしないで、出てくるところまで読んでほしい」という子どもらしい優しさもあるみたいです。続きがどうなるのか先が読めないストーリーらしくて、このような図書を読ませましょう、とこの本には書いてあります。

 

実際におかあさんが書店で中身をぱらぱらやって選ぶのが一番だということで、図書はネット注文で宅配もできますが、(古いものではそのほうが安い場合もあるので上手に活用しましょう)、でも見たことがない場合は、まず、書店で手に取って見てから「これなら読めそう」との感触がわかってから与える、というふうに、我が子の好みや成長の度合いを考えて与えるのがいいそうです。どの本なら子どもに合う、とかは、その家によって違うそうです。

 

わたしは会社帰りに寄ることができる駅前の図書館で10冊ぐらい絵本を選んで、また、返して、借りる、というのを、この冬一生懸命やりました。重かったです(笑)。バッグは持参できなくても、図書館で貸してくれます。

お勧めは翻訳ものなのですが、ひとりっこの子が絶対はまる、かわいらしいシリーズがありますので、ご参考までに・・

「もしもねずみにクッキーをあげると」

のシリーズです。たしか4冊あるのですが、アメリカの女性作家のもので、この処女作が中小出版社を何軒まわっても採用されず、いちばん最後に大手の出版社からの出版が決まった、という、大手の出版社の編集者の目が確かだったということでしょうか(笑)。とにかく可愛らしいです。ほかにも、ムース(へらじか)がマフィンの焼きあがる匂いに誘われて、森からいえに「こんにちは。」とやってきたり、アメリカらしい大自然が近くにある一軒家のようすが絵本になっていてとてもステキです。憧れますよね~オオカミは困るけど、へらじかが出てくる森が近所にあるなんていいです♪どれも家には「自分」一人しかおらず(自分は女の子のこともあるし、男の子のこともあります)親はどういうわけかそのときは外出中なのか、居ないのです。一人っ子って、こういうふうに「なにか、やって!」ってわがままを言ってくる存在が多分家の中に居ないじゃないですか。でもこの本の動物は、要求がすごくて(笑)そのお願いを聞いてあげているうちに、いえの外に一緒に出かけることもあるし、とても楽しい毎日になりそうです。うまいぐあいに、また家に戻ってきたり、つじつまがあう仕組みになっているのも良く出来ています。

 

それからまたまた谷川先生の訳ですが

「ぼくのだ!わたしのよ!」

これもシリーズものでいっぱいあって、いちばん好きなのはこの3匹のかえるの話と、「2本足であるいワニの話」と、「ここにいたい!あっちへいきたい!」という、2匹のノミの話です。とっても「アメリカっぽい」周りの個性を認めつつ、自分の個性も愛する。周りとあわせるということに「自分を同調させる」という方法でなく「人の個性や意見を、自分と違うと思いつつも、尊重する。」という考え方のアメリカでいかにもウケそうな絵本なので、日本の絵本とくらべて新しい感じがすることと、絵がステキ!美観からいっても素晴らしい絵本なので、ぜひぜひ図書館でてにとってみてください。子どもと一緒に選びにいってもいいかとおもいますヨ♪

Part2以降には「直ちゃんの親(母・父)」がどんな人なのか!?を、わかる範囲で「真似する方法」に迫りたいとおもいます♪