「呼吸と横隔膜」について、

前回お話ししましたが

今回はさらに横隔膜について

深掘りしていこうと思います。


・吸気時の横隔膜の動き

息を吸う時に肺は膨らもうとします。

この肺が膨らむ動きをサポートするのも

横隔膜の役目です。

肺が膨らむ動作を阻害しないように

横隔膜は下方に収縮して広がるスペースをつくります。


・呼気時の横隔膜の動き

反対に、息を吐く時は

横隔膜は弛緩(ゆるむこと)して

肺が自然と戻るようにサポートします。


この横隔膜の上下運動が、

身体の運動としても大切となり、

私もあなたも負担軽減するための

重大な要素となるのです。


実際に横隔膜が機能することでの

メリットをお伝えしておきます。


 ​横隔膜が機能することでのメリット



  1. 効率的な呼吸:

    • 横隔膜は呼吸の主要な筋肉であり、正常な横隔膜の動きによって深く効率的な呼吸が可能となります。深呼吸を行うことで体内に十分な酸素が取り込まれ、二酸化炭素が排出されます。これにより、全身の細胞に必要な酸素が供給され、新陳代謝が促進されます。
  2. 姿勢の維持と安定性:

    • 横隔膜は体幹の安定性に重要な役割を果たします。正常に機能する横隔膜は体の中心部を支え、姿勢を維持するのに役立ちます。これにより、背中や腰の筋肉への負担が軽減され、健康的な姿勢を維持することができます。
  3. 内臓の健康:

    • 横隔膜の適切な動きは内臓器官の動きにも影響を与えます。横隔膜の収縮と弛緩によって、消化器官の運動が促進され、消化や代謝がスムーズに行われます。また、横隔膜の動きによって胸部と腹部の圧力が調整され、心臓や肝臓などの内臓器官が正常に機能するのに役立ちます。
  4. リラックス効果:

    • 深くゆっくりとした呼吸は副交感神経を刺激し、リラックス状態を促します。正常な横隔膜の動きによって、リラックスが容易になりストレスや緊張が軽減されます。これにより心身の健康が促進され、睡眠の質も向上します。
  5. 声帯のサポート:

    • 横隔膜は声帯を支える役割もあります。適切な横隔膜の動きによって、声の抑揚や音量を調整することができます。声楽家やスピーチなどのパフォーマンスにも影響があります。
これほどのメリットが横隔膜から得られるのです。

ただ、どういったことから横隔膜の機能低下につながるのか認識できていない方のために
悪習慣がなんなのかを次回まとめますので、
またご覧いただけましたら😌

呼吸については、
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