1分でできる不安解消法

呼吸をお伝えする上で外せないのが、

横隔膜です。

横隔膜は、呼吸をする上で最も重要な"主呼吸筋"です。


その主呼吸筋は、呼吸が浅い状態が続くと

働きにくくなる可能性が高くなります。

それでは以下、お付き合いください。

呼吸が浅いと

  • 呼吸が浅いと、通常よりも横隔膜の動きが制限されます。横隔膜は吸気時に収縮して下方に移動し、呼気時に弛緩して上方に戻ります。しかし、浅い呼吸では横隔膜の十分な収縮や弛緩が行われず、横隔膜の運動範囲が狭まります。これによって横隔膜の柔軟性や機能が低下します。

肩こりと横隔膜

  • 呼吸が浅い状態が続くと、横隔膜の適切な動きが阻害され、肩や首の周りの筋肉が過度に緊張します。これによって肩こりが引き起こされることがあります。また、横隔膜の動きが制限されると、呼吸が上手くできず、体全体の姿勢やバランスが崩れることも肩こりの原因となります。

腰痛と横隔膜

  • 横隔膜は呼吸に重要な役割を果たすだけでなく、体の中心部の安定性を支える筋肉でもあります。横隔膜の機能低下によって呼吸が浅くなると、体幹の安定性が失われ、腹部や背部の筋肉が弱くなる傾向があります。その結果、腰や背中の負担が増加し、腰痛や背部の不調が生じることがあります。また、横隔膜の適切な動きが制限されると、腰部の筋肉にも負担がかかりやすくなります。


横隔膜の機能を高める呼吸ストレッチ


  1. 腕を上げて行う横隔膜ストレッチ:

    • 立ち姿勢または座っている姿勢で、片方の腕を上に伸ばします。
    • 上げた腕の手のひらを天井に向け、胸を開くようにして上体を伸ばします。
    • 同時に反対側の脇腹を意識して伸ばすと効果的です。
    • 深く息を吸いながら、体を伸ばした状態をキープし、ゆっくりと息を吐きながら戻ります。
    • 反対側も同様に行います。
  2. 座って行う横隔膜ストレッチ:

    • 床や椅子に座り、背筋を伸ばします。
    • 両手を天井に向けて上に伸ばし、胸を開きます。
    • 同時に深く息を吸い込み、腹部を膨らませるようにします。
    • この状態で数秒間キープし、ゆっくりと息を吐きながら戻ります。
以上が横隔膜ストレッチです。
お役に立てれば、幸いです。

呼吸と横隔膜については、
今後も深掘りしていきますので、
投稿を楽しみにお待ちいただけたら幸いです。