さて、縁もゆかりもない農業を目指した理由。
前職は、農業には関係ない仕事をしていました。
大阪に住んでいました。周りは探せば農地はありますが、せっかくするなら緑に覆われた、ザ、田舎!にあこがれるわけです。
もう満員電車はいや。人と密にかかわるには嫌。とか思う人もいると思います。
農業したいと思うときは、人と接するのが嫌になっているんじゃないでしょうか。
ぼくも前職は人と濃密に接する仕事をしていたので、人とつながるのは嫌だ、と感じていたのかもしれません。時間がたつとすぐ忘れるタイプなので、もう当時の記憶はあいまいなのですが。
仕事を辞め、2年間にわたりいろいろな市町村に伺いました。
そこで聞かれます。
なんで、こんな田舎に来て農業したいの。
そもそも、農業経験あるの。
当時僕は、仕事を勢いよくやめたのはいいが、農業経験はありません。何とかなるだろう。今は農業の担い手も少なくなり、地方の田舎に行けば、ウエルカムだろうと考えていました。
しかし、これは間違いでした。田舎は基本的に閉鎖的です。
よって、どこにいっても農業経験がない、その地域にゆかりがないと難色を示されます。
そして、そこそこの規模で農業されている地域ならだいたい担当者からこういわれます。
地域の農家さん、法人に就職して3年ほど修行してから独立された方がいい。ほぼ100%言われます。そこで、そりゃそうだ。修行してから独立しようという方はある程度簡単に話が進むかもしれません。しかし自分のペースで仕事をしたいと考える方はこう思います。
もう雇われるのは嫌だ。自分のペースで仕事がしたいと。
そうなると、平行線です。
地域によっては、電話で担当の方につないでもらっても、農業経験なし、いきなり独立したい、といった時点で断れること多数。
まずは、どういった形で農業を始めるのか。
そこから自分が修行していいのか。やはりいきなり独立でいくのか。まずはそこを考えていかないとだめという、当たり前のことに気づかされます。
今農業をしたいと考えられている方は、いきなり独立か。研修するか。
まずはそこから考えた方がいいですね。