伝説のファンドマネージャーの教え ~元ファンドマネージャー”相場一輝” -20ページ目

下落相場(円高局面)でのトレーディングについて

 さて、人民元切り上げ報道を受けて、マーケットは、再び円高ラリーに入りました。


 プラザ合意並みの動きになるとするならば、当面は人民元高圧力と言うマーケットセンチメントを背景に、欧米通貨安と言う状況が続いていくことでしょう?


 さて、そうなりますと、トレーディングは、トレンドフォロアーにとっては、「売りポジション」から入ることが多くなるわけですが、そうなりますと、気をつけなければならないことがあります。


 「Growing FX」 でも注意点として挙げている部分でございますが、人間の心理状態として「売り」ポジションは、それを持っているだけで心理的負担が大きいのです。


 なぜでしょう?


 それは、潜在意識の中に、「マーケットは右肩上がり」「グラフは右肩上がりがいいものだ」というような刷り込みがされてるからでしょう。

 

 もうひとつは、スプレッドのプレミアムの問題で、対円のレートでは、外貨売りのポジションからは毎日プレミアムを支払うことになり、毎日何もしなくてもマイナスになっていくという恐怖感があるためです。


 ということからも、「下げトレンド」が長く続きそうな局面では、トレンドの状況を見ながら、小まめな利益確定が大切になってくると思います。


 長期で下落に別途するというのは、経済的に良いかどうかが判断が難しいためです。


 上記の心理的プレッシャーが、冷静なトレーディングをするための妨げになる恐れというのもございます。


 ということで、下げトレンドこそ、Growing FX でもお勧めしているような短期をベースに収益を重ねていく方法論の優位性が高まると思われます。


 うまく下方トレンドに乗りながら、行き過ぎた場合には戻りにも注意しながら、うまくトレンドを味方につけていってほしいと思います。


 これからは基本的には、下落局面が長期的トレンドとして出てくる中でのトレーディングスタイルになっていく可能性が高いですね?


 みなさんがうまくトレーディングできますように。。。。