面白いドラマがいくつか、それに対して辛いドラマは、見続けることがほとんど困難になっていくので、早めに切れるようになり助かりました。かなりCMやって局的に力を入れたドラマに感じられたのに、どうしてここまでつまらなくしたかと、驚かされるものもいくつかあり残念です。それにしてもドラマの数は増える一方
今回チェックしたドラマは
【産まない女はダメですか?/銀河の一票/失恋カルテ/時すでにおスシ!?/夫婦別姓刑事/102回目のプロポーズ/サレタ側の復讐/今夜、秘密のキッチンで/未解決の女 Season3/週末旅の極意3/田鎖ブラザーズ/余命3ヶ月のサレ夫/魚山人のかまど/ムショラン三ッ星/お別れホスピタル2/まぐだら屋のマリア/ターミネーターと恋しちゃったら/愛してるって、言いたい/対決/GIFT/エラー/10回切って倒れない木はない/火星の女王(最後まで見た23作品)】
【多すぎる恋と殺人/サバ缶、宇宙へ行く/リボーン/コンビニ兄弟/100日後に別れる僕と彼/私の夫に抱かれてください/ボーダレスー広域移動捜査隊/月夜航路/LOVED ONE/よかれと思ってやったのに/君が死刑になる前に/るなしい/ゲート・オン・ザ・ホライズン/悪の華/時光代理人/タツキ先生は甘すぎる(最後まで見られなかった16作品)】
[感想はすべて敬称略]
2026春ドラマ MYアカデミー賞
主演女優賞
宮澤エマ(産まない女はダメですか?)
もう少し強い役が多い中、今回の役は、自分の意思はしっかりとあるのに、強さはそれほどなく、何よりも可愛らしい女性で、あらゆるカットで可愛いと感じさせられた。彼女の衣装も花を添えていた
次点:永作博美(時すでにおスシ?!)
黒木華(銀河の一票)
永作博美:民放のテレビドラマで久しぶりに拝見する永作博美は、年相応(以上)に歳を取り、口角の横の皺とか、ちょっと気になる程なのに、それがとても美しい。年相応にうまく皺が入り、美しくなる人は素敵だと思います。彼女を見ていると、小さくて可愛らしくて、このままおばあちゃんになっていく様子がイメージできる。彼女の可愛らしいおばあちゃんをドラマでいつか拝見したいけれど、私の方が年上だから、ちょっと無理か…
黒木華:初回が特に素晴らしいドラマでした。その引っ張る力は、もちろん脚本によるものとしても、黒木華のうちに秘めたエネルギーで引っ張るものは限りなく、眼が離せない。
主演男優賞
松山ケンイチ(時すでにおスシ?!)
分かりやすい作ったキャラクターですが、最初から最後まで一貫していて、一貫していることでその役の人間味がだんだんと伝わってくるに従って、何も引っ掛かりがなくなり、惹かれていく。軽いコメディドラマなので、十分にありだと思うし、素敵でした
次点:西垣匠(失恋カルタ)
佐藤二郎(夫婦別姓刑事)
山田裕貴(GIFT)
西垣匠:私はこの人が好きなんだと再確認。今回は同性愛者の役で、とても優しい風のような素敵な男性。美しいし、魅力的だし、繊細。美しすぎて惹かれました。
佐藤二郎:3枚目で芝居のできる役者は、間違いなくジェントルマンで2枚目を演じさせるととても格好いいです。(西田敏行さんとか)今回は、いろいろ悩みを抱え、ちょっと頼りない夫であり父親だったとしても、刑事としては仕事のできる頼り甲斐のある男性像でした。文春で取り上げられて問題になっているようですが、私は詳細は読んでいない。面白いドラマだっただけに残念です。
山田裕貴:一生懸命に何かをやっている姿が可愛らしい人です。つぶらな瞳にインパクトがありますね。
助演女優賞
桜井日奈子(余命3ヶ月のサレ夫)
主演と呼んでいいと思いますが、助演の枠に入れてしまったので、その存在感が大きすぎます。こんな酷い女いないだろう?と思うけれど、毒親に育てられたという事実や、そんな辛い子ども時代に知り合った人を愛し続けているという、一応、繋がりは成立させている。やっていることは酷すぎるけれど、最低だけれど、美しいのです。泣いても怒っても、どこかで美しさが垣間見えて、女優だなと感じさせられました
次点:斉藤由貴(夫婦別姓刑事)
齊藤京子(夫婦別姓刑事)
有働由美子(時すでにおスシ?!)
内田慈(お別れホスピタル、田鎖ブラザーズ)
菊池怜(エラー)
斉藤由貴:こういう役がいいのではないでしょうか? とぼけたところが最高でした。
齊藤京子:存在感といい、仕事の出来る感といい、このくらいの役がいいのではないでしょうか?
有働由美子:はじけまくっていましたねぇ。その裏のなさが、考えていなそうな人間味が、良かったです
内田慈:(お別れホスピタル)の看護師役は、強さと哀愁が漂っていてとても良かったです。ずっと脇役で見てきましたが、(田鎖ブラザーズ)みたいにつまらない役ではなく、こういう重要な意味のある、魅力的な役に出会えるといいですね。
菊池怜:正直、誰だか分かりませんでした。綺麗な人だなと感じた。若くなくて綺麗な女優が突然登場すると、大体、若い頃に売れた人です。歳をとっても美しいということはそういうことなのだろうと思います。芝居が上手いとかは思わなかったのだけれど、ちょっと不思議な役作りは、微妙すぎて、演技ではなくても、インパクトありました
助演男優賞 本田響矢(GIFT)
以前見た役と全く違って、その有り余ったエネルギーが魅力的でした
次点:山中崇(対決 田鎖ブラザーズ)
高橋光臣(余命3ヶ月のサレ夫)
庄司浩平(余命3ヶ月のサレ夫)
山中崇:最近の活躍ぶりすごいですよね。(田鎖ブラザーズ)では、役作りが楽しそうな役で、すごい存在感でしたが、私は(対決)の役の方が好きです。少し怖いくらいだけれど、通じれば理解し合える大人の男。今後は、これまで以上に重要な役で重宝されそうな役者さんです
高橋光臣:胸板の厚さが、悪い方の強さとして見えるような役が続いていますが、ある種の個性を確立したような…
庄司浩平:やっぱりこの人好きだわ。飄々としたところ、他人に強いエネルギーを与えず、ただ、そこに立っている感じ、いいです。
気になる役者
中山敬悟(LOVED ONE)忘れてしまった…
藤本唯千夏(タツキ先生)笑顔が素敵
伊藤絃(失恋カルタ)綺麗な顔して、陰があって、何かを内側に隠し持っている感じがとても良かったです。
深水元基(失恋カルタ)以前何で見たのか思い出せませんが、今回のちょっと素敵な年上男性、いいと思います。
矢野ななか(サレタ側の復讐)体当たりの演技が素晴らしい。
山谷花純(豊臣兄弟 愛してる、って言いたい)(豊臣兄弟)で明るい姫がとても良かった。顔は可愛いのに、気の強さとか性格の悪さとか垣間見えるところが、将来有望。
優希美青(愛してる、って言いたい)はっきりしない普通の年上の女性に対して、ズバズバ言うし、行動力あるし、ドラマの中で救われるキャラです。セリフはっきりしていて良いです。
タイトル、タイトルバック、主題歌、キャスティングについて
全て賞の対象者なし
最近、ロクでもないタイトルが多すぎる中、「銀河の一票」「ムショラン三ッ星」良かったですね。
タイトルバックも「産まない女はダメですか?」ちょっと良かったです。
主題歌は、REIRIEの「復讐」ちょっと気になりました(サレタ側の復讐)
キャスティングは、ある役者に、こんな役をやらせたら面白いのではないか?という発想もありなのですが、失敗することも多い。やはり合っている役に嵌めるべきだと思う。役者が売れるためには、自分に合った役に出会うことが必須。本人は色々な役をやりたい気持ちがあるのだけれど、側から見て、きちんとベストキャスティングをしてあげることで、役者が生きるし、良いドラマが完成する。
今回気になったのは、「今夜、秘密のキッチンで」のキャステイング合っていない。木南晴夏は、時々、こういう気弱な役をやるけれど、セリフが立つ人なので、もっとはっきりした役の方が魅力的、相手役として高杉真宙が合わない、瀧本美織は無難に演じていたけれど、もっと合う人いくらでもいるでしょう。中村俊介も全く魅力なし。
「余命3ヶ月のサレ夫」も他はみんな良かったけれど、主演だけがミスキャスト。以前は、怖い役とか、悪い役とかやっていたのに、最近いい役ばかりになった白洲迅だが、いくらなんでもこの役には合わない。
「愛している、って言いたい」の小池徹平も優しい役を演じていても、どうも裏があるように感じられてならない。
これまでにインパクトの強い悪い役を演じていたので、それを払拭することが出来ないとは言わないけれど、やはり合った役をキャスティングしてもらいたい
演出家賞 長崎俊一(まぐだら屋のマリア)
ドラマのストーリーや事実だけではなく、その世界観とか、空気感とか、伝えることで、私たち観客は、日常とは違う世界を楽しめるのです。
ちょっとあり得ない場所にまぐだら屋があるのだけれど、(あそこだったら、誰も歩いてご飯食べにこられないでしょう)それはまあどーでもいいかと思わせる。つまりあの世界観が重要であって、そのためには、あの外景とあの建物でいいのだと思わされる。
次点: 中江裕司(魚山人のかまど)
松本佳奈 ほか(銀河の一票)
平野俊一 ほか(GIFT)
池田千尋 ほか(対決)
脚本賞 蛭田直美 (銀河の一票)
これまでも良い作品はありました。今回は、政治がらみのネタに、人間ドラマをうまく絡ませて進めていたと思います。ある1人の人にスポットを当てた回があったり、普通にドラマが進行したり、構成が回によって違っていたのは、ちょっと珍しい流れでした。時々大きな感動があり、素敵なドラマに仕上がっていました。
次点: 山崎佐保子(週末旅の極意3)
大森美香(未解決の女)
金沢知樹(GIFT)
青塚美穂ほか(ムショラン三ッ星)
渡邊真子(対決)
北川亜矢子(産まない女はダメですか?)
山崎佐保子:セリフが丁寧に選抜されて書かれた印象がありました。脚本はセリフが命。初めて記憶に残った方なので、今後チェックします
大森美香:未解決の女はシーズン3で、取り立てて面白かったわけでもないし、とにかくドラマの数が多すぎるので、見なくていいなと思っていたのだけれど、単に大森美香の脚本に安定感があったがために、見続けられました。
金沢知樹:これだけ多くを盛り込んだ内容のドラマを書くことは大変だと思います。が盛り込みすぎて、イマイチになった後半戦…のちほど書きます
作品賞 銀河の一票 (フジテレビ)
初回がピカイチに面白かったので、毎週楽しみに見ました。最終回は、みんないい人になっちゃったりして、うまくまとめられた感じで面白くはなかったです。でも人の心の暖かさが伝わってきてジーンときたり、小さな勝負に勝っちゃったり。選挙はお祭り。お祭りの現場が生き生きしているとそこにいるだけで充実する。ぜひ、みなさん、選挙にボランティア等で参加してみてください。楽しいこと間違いなしです。問題はそこまで応援したくなる候補が近くにいるかどうかですね。
次点: ムショラン三ッ星(NHK)
対決(NHK)
GIFT(TBS)
あれだけCMやったり、視聴率取れそうな人をキャスティングしたりしていたのに、どうしてここまでつまらないドラマを作ってしまったの?は、こちらです。
【サバ缶、宇宙へ行く】事実をドラマ化したのに、これほどつまらないのは、構成の問題でしょうか?【リボーン】【ボーダレス】脚本がひどい、それを役者にそのままやらせた演出がひどい。 一流の脚本家君塚良一作品だったからでしょうか【月夜航路】
【10回切って倒れない木はない】唯一のラブストーリー、キャストも素敵なので、頑張って最終回まで見ました。やはり脚本、演出が悪いのだと思います。タイトルをドラマの中で何回も何回も連呼する。よっぽど策のない脚本家なのか、強制されているのか? 韓国のことわざらしいのですが、そもそもこの言葉が嫌い。木は、生き物なので、切るなら1回で切ってあげてよ!ってその痛々しさを痛感してしまう。ドラマで使った架空の絵本はうまく作っていたと思うけれど、日本人にはフィットしないことわざだと思います。
ラブストーリー特有の2人のすれ違いが多々あるのだけれど、そういう時のきっかけ、理由が稚拙すぎる(脚本)韓国人を登場させると当たり前に芝居があり得ないドラマを作り出す。リアリティに欠ける。韓国ドラマ好きの人がたくさんいるようなので、それは視聴率的にはアリなのかもしれませんが…。(企画)主演女優仁村紗和の衣装が冴えない(衣装)自転車で帰宅した人が、行方不明になった子どもを探すのに、自転車を置いて走るなんてあり得ない。(演出)文句しか出てこないのによくもまぁ、最終回まで見続けたと自分を褒めたいと共に、その理由はすべて主演4役者の美しさとか、役者の魅力によります。あっ、もうひとつ思い出した、文句! 最終回、確か一年後だったと思います。志尊淳には、是非とも歩いて登場して、あの美しい姿体を見せて貰いたかった。
【夫婦別姓刑事】タイトルださいし、刑事ものだし、一回見たら終わりだと思ったら、結構面白く、最後までそこそこ楽しめました。キャステイングが良かったし、笑いの絡め方も悪くない。彼らの乗っている車のナンバーが1122だったのも好きです。続編作れるとか思っていたけど、文春問題でなくなりました。
【エラー】なんだか、込み入ったストーリーで、ある種実験的ドラマでありました。岡田義徳の存在が邪魔だったり、意味がありました。出会うはずのない2人が出会って、友情を育み、とても素敵な関係だったのに、事実を知ってからはとても辛い関係になってしまった。正しい答えの見つからないドラマ
【今夜、秘密のキッチンで】以前も書きましたが、タイムトラベル、ロボット、幽霊などあり得ないものを利用することで感動や感涙を与えることは簡単なので、そこには厳格なルールが必要です。なんでもありなら誰でも書けます。
ご都合主義のドラマでした。Keiが生き返ると幽霊の時の記憶がなくなる。ラブストーリーとしては、覚えていないKeiが、いかにあゆみに惹かれて行くか…を描くのがドラマなのに、なんとなんと、思い出してしまうのです! あり得ない! 1番のドラマチックな場面を放棄してしまったわけです。その上、もう1人の幽霊鈴木林太郎が、どうしてあゆみとKeiだけに見えるのか? Keiが生き返った後もどうして見えるの? それだったら、彼を使って全て伝達すればいいことになってしまう。家は出られない、連絡は取れないのに、鎌倉には行けたんだーとか、納得のいかないご都合主義です。制約のない都合だけでドラマを進めていくと、感動はありません。あきらの部屋のセットで、奥の洋服掛けありえないです(美術)
【愛してる、って言いたい】まだ途中なのですが、このままUPしちゃいます。気になる役者もいたし、他のキャストも良いです。小池徹平がこの後、やはりとんでもない人になるのかチェックします(笑)
【ムショラン三ッ星】毎回のテーマは、ある料理なのだけれど、個の囚人のドラマを絡めたり、銀林の家族のドラマを絡めていて、バランスよくドラマが進んでいく。中村蒼も葉山奨之も、河相我聞も國村隼人も魅力的だったし、最初は敵対していた面々も少しずつ変化していく。
【対決】連続ドラマとして見ているので、最初が面白くても中弛みとか、最終回がつまらないとか色々。最近は、たった9話も持たないのかと、その早さについていけない感じではありますが、NHKのドラマは、最初から全5回とか、それに見合った回数を設定しているので、全体のバランスは著しく良い。今期、一番期待していたドラマで、キャスティングも魅力的で、それなりに楽しめたけれど、どうしてこれほど印象に残っていないんだろう。好きな役者がたくさん出ていてとても嬉しかった
【GIFT】前半は良かったんです。毎回、ドキドキワクワクしながら見ていたし、ドラマを見る私が笑顔でいることが多かった。楽しめました。
少し盛り込みすぎだと感じました。
1 人香の父親が昔起こした事故の被害者が圭二郎だったこと。その事実を受け入れ心が通っていく中で、父親が立ち直っていくという流れなのでしょうが、それが十分に描かれていない
2 圭二郎の不良仲間も、後半になってまた問題行動が起こって、試合を観戦に来た友人ひとり以外は、結局解決した感じがない。
3 大学で伍鉄にダメ出しされて恨んでいた宗像という女性の訴える事件。裏側には時々存在させていたのだけれど、訴える云々はかなり後半になって出てきて、彼女はかなり恨んでいて、それを解決していないのに、試合観戦に来た感じ。
つまりどれも、盛り込むだけ盛り込んだけれど、解決する時間やきっかけが足りないまま、解決したことにしてしまった。それならば要らない設定です。
4 伍鉄と坂本の親子関係を描く必要があるかどうかはともかく、元妻も巻き込んで一緒に暮らし始める。全く理由が語られず、理解に苦しむ。
5 最後、宮下涼を殺す必要があったのだろうか?
もっと純粋に、車いすラグビーのトーナメントを描いていっても十分ドラマになったと思うのだけれど…それとも試合シーンは、そのスポーツの性格上、長時間で流すには難しすぎたのか?
良いドラマだっただけに、そんなに盛り込まなくてもいいと感じたし、盛り込んだ以上は、きちんと解決させて欲しいと感じました。それでないと、人の命が軽く感じられてしまう。