2025年本屋大賞を受賞した「カフネ」を読みました
面白かった
3/5くらいまでは、とにかく面白かった
なんでこんなに面白いのか、
途中で辞めたくないほど面白いのか考えながら読んだ
理由は分からないけれど、
すべてのプロの作家に、このくらい面白く書いてよ!と言いたかった
面白いから手が止まらない
弟の突然の死の真相と、夫からの突然の離婚の理由
その大きなふたつの疑問を底辺に置きつつ、
ストーリーは全く関係ないかのように進んでいく
ずっと疑問を持っていることが意味があったかどうかは分からないのだけれど、
私が話に引っ張られたのは、間違いなく弟の元恋人 せつな の人柄
冷たくも優しい彼女を知りたいと、ずっとせつなに惹かれ続けて読み進めたと言えると思う
話が大きくドラマチックに展開しなくても
何か引っ張るものがあればいいし、
それは登場人物が魅力的であることは大きな要因となり得る。
推理小説の犯人探しや
謎解きで引っ張る力のある本は数あれど、
人間ドラマが好きなので、
微細な表現、人間同士の絡み、そこに空気が感じられるドラマが好き
でもなかなか引っ張ってくれる本にたくさん出会えるわけではない
歳をとると集中力が落ちてくるので、
是非とも作家のペンの力で引っ張っていただきたい!!
後半、残念だったのは、
ずーっと後ろで引っ張ってきた、弟の真相と、元夫の真相が、
ずーっと引っ張ってきた割に(ずーっと引っ張ってきたから期待しすぎた?)満足する結果ではなかった
なぜ、こんなに面白かったのか?については、別の作品を読んでみて考えたいと思っています
とりあえず、我が家では、本屋大賞を取った作品を読もうという気運になっております