始めて5年目のコカリナ(木のオカリナ)

グループで近所の介護施設で演奏させていただいています

 

コカリナは、まだまだまだまだ人に聞かせられるレベルではないのですが、

演奏するメンバーもなかなかの高齢。

司会と構成は、私の専門なので、仕切らせて貰って、

朗読も今年から入れることにした

 

8月の終わりにお邪魔して以来の今回の演奏会

秋らしい曲を選曲したので少々寂しい音色になってしまったけれど、

私的には上手くまとめられたと思っています(構成面)

 

前回お邪魔した時、一番前に座っていたふたりの女性が、ずっとニコニコしながら聞いてくれていて、今回もお会いするのを楽しみにしていた

 

車椅子の人と、椅子に着席している人がいるのだけれど、

一番前には、その時の女性ひとりしかいなかった

 

演奏しながら全体を見回すと、

なんと4列目にもうひとりの女性が座っていた

無表情で

 

体調が悪いのかしら?

あんなにニコニコと私の話にリアクションしてくださっていたのに

 

司会の時もコカリナの演奏の時も、

少し体をゆすりつつ、彼女と目が合うように何度も何度も彼女を見た

けれど、表情は暗いまま

殆どリアクションは見られなかった

 

調子の悪い日もあるでしょう

でも、介護施設の人たちの調子の悪さは、若い人たちのそれとは違う

 

次にお会いできるのは、多分春になってしまう

冬は、感染症が増えるので、なかなか外部の人間が中に入る機会が作れないらしい

 

春にお会いするまで、お元気でいらしてください

皆さんに、心からそう伝え、私は胸が苦しくなる

 

私に出来ることをやるしかない