今年は秋刀魚が大漁らしい
それも肉厚で、いい秋刀魚
美味しい秋刀魚を食べられなくなったのはいつだったろう?
数年前、
不漁で、秋刀魚の値段がグッと上がった
それまで一尾100円のイメージだった秋刀魚が
150円になり、痩せ細っていた
焼き魚で食べるなら安くて絶品だった日本人のためのお魚が
食卓から減っていった
今年は秋刀魚が大漁!のニュースが入ってきた
肉厚だし大漁だし
早めに食べた方がいいらしい(味の問題)
喜び勇んでスーパーマーケットに行く
野菜コーナーでまず大根を買う
今の大根は安くないのに美味くない
でも、秋刀魚には大根おろしを付けたい
カゴにイマイチの大根を入れて魚コーナーへ
あるある立派な秋刀魚たち
2尾を選んで…ぎょっ!!
600円?!!
大漁なのに、1尾300円?
イマイチの大根おろしを付けて
肉厚の秋刀魚を焼き魚にしていただく
300円の秋刀魚は、思ったほど美味しくは感じられなかった。
そう、私たちはどんなモノでも味だけで食べているわけではない
300円の秋刀魚には300円の味を求める
だから、せっかくの秋刀魚もそれなりの味に落ちてしまったわけ
残念でならない
ニュースでは、大漁なので収穫量を制限しようかと言う話も出ていた
収穫量を減らして、値段を下げない作戦
漁師さんにも都合はあるでしょうが、
季節に左右される物だけに、
ない時には値段が上がったり、食べられなくなる物だけに
大漁の時には、日本国民のために安く提供するという方向にはならないのだろうか?
