ここを終の住処と決めていたからと言うこともある
住んでみていい所だと感じたせいもある
ここで暮らしていくためには、
まずご近所さんと仲良くなろうと思った
年取って重要なのは、歩いていける距離にどれほどの友人、知人がいるかということ
歳を取って、遠出ができなくなったら、
ご近所をお散歩してお喋りしてお茶して
それを楽しめる環境が大切だと思ってきた
村の公民館では、色々な講座や習い事が無料で開催されている
カレンダーを見て、興味のあるものをピックアップして、
最初はあれもこれも参加してみた
ヨガ、ピラティス、バドミントン
料理教室、漬物やキムチ作り、豆腐作り、味噌作り、こんにゃく作り
編み物、絵画、マクラメ編み、切り絵、パステル画
参加していると、気の合う人と度々会うことがある
そして、着実に知人を増やし、
一年もしないうちに、知人は100人を超えていた
人口8000人の村でそれだけ知り合いを持つと、
どこかで普通にばったり会ったりする
引っ越す前に住んでいた東京の荻窪は、
10年住んだけれど、
近所に友人は0人、挨拶程度の知人は10人強というところだった
だから、これはすごいことなのです
そもそも林の中を歩いていると知らない人とも挨拶をする
山歩きの基本
今は、ご近所は、みーんな知り合い
何かあっても安心感がある
好きな街に住むということはこういうことなのだろうと感じることがある
原村を好きな人が集まっている
価値観に何らかの共通点があると
気が合う人も多いに違いない