これまで住みたいと思った街が5つある
下北沢、吉祥寺、ニューヨーク、パリ、原村
ご存知のように最初の4つは、大都会にあり、知名度も高い
18歳の時、下北沢に
30歳の時ニューヨークに住んだ
その後、吉祥寺からふた駅のところに住んだこともあるので、
吉祥寺にはよく遊びに行っていた
最後に住みたいと思った原村は、唯一の田舎で
終の住処になった
若い頃は都会が大好きだった
千葉県育ちの私は、とにかく東京に行きたくて、住みたくて
自分が住みたい!と望む場所に住めることは幸せなことだし、
実行してみる価値があると思う
旅行で行ったニューヨークでエンパイアステートビルに登った時
マンハッタンの夜景を眺めながら
(この街は、旅人よりも住んだら面白いに違いない)と考え、
その後、実際に住んでみた
パリに遊びに行った時も、
サクレクールからパリの街を見下ろしながら、
この街は、住んだら楽しそうだなぁと思ったけれど、
住むには至らなかった
下北沢に住んだ時も、
ニューヨークに住んだ時も
お金がなくて、切り詰めて生活していた
それが少々残念に思うけれど、
その時期が、私にとっての青春で
第一の青春も、第二の青春も充実した楽しい日々だった
三つ目の希望の土地、原村に住んだ時は
青春というには、少々 塔が立っていた
青くはないけれど、人生の春と呼べないことはない
楽しくも美しい日々が待っていた