私が若い頃、
例えば40年前、
当たり前に言われていた
「男の友情は存在するけれど、女の友情は長続きしない」
しかし、今現実には、全く逆になっている
と自信をもって言える
当時のそれは、多分、
女性は結婚すると姓が変わるし、
夫の家に入ったり、夫の実家や仕事に引っ張られて、
とにかく夫の意思で、引っ越すことになり、
結婚した女性はそれまでの友人たちと離れ離れになってしまうことが多かったということだと思っている
当時は、SNSも携帯電話もないのだから、
引っ越したら住所を相手に伝えておかないと、
連絡が取れなくなる世の中だった
今なら、親しい友人はみんなSNSや携帯電話で繋がっているので、いつになっても連絡を取りたい人と取り合うことが可能
(だからと言って、友情が続くかどうかは、また別問題だが)
ちなみに私の夫も、隣家の夫も、友人の夫も、
私の周囲で、夫と呼ばれる男たちはほぼ全員、
友達がいない。
そして「友達は必要ない」とも言っている
強がりかどうかは知らない
女性はあちこち出掛けては、知人を作り、
ご近所さんとはよく喋り、知り合いが多い
それを友人と呼ぶかどうかはまた別の話
私は、多くの人と知り合って、その中で気の合う人だけが友人になっていくと思っているし、心がけてそうしている
私は友人が多い
小学校からの友人も、中学からの友人も、
養成所時代の友人も、20代のバイト先での友人も、
その後、仕事仲間だった友人も、たくさんいる
たくさんは必要ないのだけれど、
気の合う人が、必ずしも同じ時期に遊べる友人とは限らないので
それなりにいた方が、私が日々を楽しむためには助かる
私に友人が多い理由は、
単に「私がマメだから」である
大好きな人とは、SNSで繋がっていることに満足していないで
時々連絡を入れましょう
理由なんて、そこら辺に落ちています
道端に咲く花を見て、誰かを思い出したら
LINEすればいいだけのこと
今は簡単にできます
ただ、若い頃は、忙しく、傲慢で、ついうっかり大切な人と切れてしまうことがある
後悔のないように、少しだけマメに…ね