イスラエルが、パレスチナ人の住むガザ地区を攻撃するかもしれない。

 

今は、そんな時…である。

 

先日、ハマスがイスラエルを突然攻撃して、多くのイスラエル人を殺害したり人質にとったり、の事件が起きてから、私の心は、ザワザワと泣いている。

 

まもなく、多分、間違いなく、今度は多くのパレスチナ人が攻撃されて死ぬハメになる。

それでザワザワと悲しいのだろう。

 

その少し前に、アフガニスタンで地震があり、多くの被害が出た。

そのことも私の心に存在し、そして今度はイスラエル対パレスチナだった。

 

なぜこんなことになったのか? どっちが悪いのか?

そういうことではなく、今まさに、壁に囲まれた狭い地域で生活する多くのパレスチナ人が危機に晒されている。

 

壁に囲まれた空間で暮らすだけでも辛いのに、そこに砲撃が飛んでくる。

それをイメージしてみれば、どれほど怖いことか。

 

普通に暮らしているこの空間に、突然、戦争という名の恐ろしくも命を取り上げる可能性のあるものが放り込まれてくる。貧しくても狭くても家族で暮らしていた世界にに砲弾が飛んできて、愛する家族が傷ついたり、自分が傷ついたり、傷つかなくてももう落ち着いた暮らしは当面戻ってこない。

 

そんなことが起きている地帯。

 

地球人は、一体いつまでこうして殺し合いを続けるのだろうか。

 

私は唯一の秘策を持っている。

それは、火星人が地球に攻めてくること。

そして、ロシアもアメリカもウクライナも、中国も韓国も北朝鮮も、イスラエルもパレスチナもサウジアラビアも、イランもイラクも、ウイグル族もクルド人もイスラムもユダヤも、そして、日本も、みんなで協力して、火星人に立ち向かう。

今までの敵が味方になる。

しかし、火星人と戦うならば、同じことですね。

 

私は今、日本の安全な地にいて、今にもイスラエルが攻めてくる、あの強いイスラエルがだ。それをイメージしては、心の奥で哀しみを感じている。

いつもなら、まず怒りが出てくるはずなのに、今は哀しみしか感じられない。

そのくらい、「今」が恐ろしい。