先日、太極拳のレッスンの時、素足を見られて「足が綺麗」と褒められた。

(わーい、褒められた!)という話ではない。

 

私にとって足が綺麗とは、長いだとか、まっすぐだとか、そういうことが連想されたので、別に綺麗な足は持っていない。ただ、「外反母趾とかなくて…」と言われた一言にはちょっと反応した。

 

若い頃は、ハイヒールやサンダルを履いては、しょっちゅう靴擦れになり、バンドエイドを貼っていた。

辛かったぁ。

あの頃の方が、靴そのものの出来が悪く、靴擦れはいつもだった。

しかし、私の場合、おしゃれの為に高いヒールの靴を履くのは、20代で終わりを迎えた。

 

30歳の時にニューヨークに行った。

当時ニューヨークのキャリアウーマンたちは、すでにバックパックにパンプスを入れて通勤していた。

颯爽としていて、格好良かった。

帰国した私は、仕事でパンプスを履かなければならないときは、バックパックにパンプスを入れて、スニーカーで通勤した。そもそも日本の電車は混んでいて、高いヒールの靴では辛すぎる。

 

そう、30歳から、いっさいハイヒールを外で履かなくなった。

それは、おしゃれからの離脱なのかもしれない(笑)

 

それでも、年取って、外反母趾とかなく「足が綺麗ね」と言われるのは悪いことではない。

そもそも身体に良いのだから。

 

今も若い子は高い靴を履いて、バンドエイドを貼って頑張っているのだろうか?

 

「おしゃれって寒いんです」

と冬に短いスカートを履いていた若い女性が言っていたのをよく思い出す。

 

おしゃれすることはいいことだと思う。

寒いとか、足が痛いとか、そんなこと我慢してオシャレを楽しむことで、その人が美しく輝けるならいいと思う。

でも、最終的に大切なのは「健康」だということは忘れないで欲しい。

若いときは、恐れることなく、いろいろトライできるけれど、支障が出るのはもっと先なのだと頭の片隅に置いておく(なあんて無理か、無理よね)

 

ひとつ、美的感覚を変えるという手はある。

ハイヒールを履いて、足が7センチ高くなることでスタイルが良くあらゆる服が似合うように見える。

のは事実としても、

ちょっと美的感覚を変えてみたら、ヒールのない靴で、その人らしくできるオシャレがいろいろあるはずなのだ。