先月のいつからか、冷蔵庫から卵が消えた。

 

鳥インフルエンザの影響で、卵が品薄とか、値段が上がっているというニュースをよく見聞きしている。

我が長野県は、ラッキーにも鳥インフルエンザが発生せず、近くに卵を直売するところもいくつかあり、あまりそれを実感はしていない。

 

冷蔵庫の中にいつも保存しているものがいくつかある。

牛乳、卵、バター、そして玉ねぎ(好きなの)

だから卵が冷蔵庫から消えたのは、

うっかりした時を除いて、人生初。

 

そもそもコレステロールが高いので、卵はあまり食べない方がいいのだ。

 

卵料理を作らなくても、卵はいろいろなものに入っているので結構食している。

敢えて取らなくてもいいか。

だから、しばし卵なしの生活を試してみる予定。

どのくらい平気なんだろう?

 

卵を使う業者とか、美味しいオムライスを作ってくれるレストランが困窮しているようだし、

そういう店はなくなったり、あまりにも高価になると悲しいから、我が家の冷蔵庫からはしばし卵をなくすことにした。

 

そういえば、10数年前、スーパーからバターがなくなった。

あの時は、バターを作ろうかとも思ったけれど、結局はしばらく我慢したら元に戻った。

 

若い頃にそうやって店先からある特定の品が消えるという経験をしたことがなかった。

バター以来、しょっちゅう何かが消えているような気がする。

世の中はそうやって変化している。

 

何かがなくなるということは、

一部の人たちにとっては死活問題が起きているということ。

かなり不安定な世の中になっているのだと思う。

 

だから私は、

また安くて美味しい卵を普通に食べられる日まで、のんびり待つことにする。