時差があるのに、朝の8時試合開始、こんなにラッキーな試合は見ないわけにはいかない。

そう、私は、LIVEでスポーツ観戦をすることに余生を傾けようと思っているのだった。

 

そのメキシコ戦、厳しい試合でした。

とっても疲れました。

試合全体の90%くらいは、緊張したり、祈ったり、見ていられなかったり、

とにかく疲れました。

 

そして、九回裏、サヨナラ打。

 

感動、感動、飛び跳ねて、大騒ぎして、大喜び。

そう、この感動のためにスケジュールをやりくりし、頑張っているのだったぁ。

 

私は、完全作り物の、映画や芝居、ドラマをやってきた人間だし、大好きです。

その作り物の世界から離れると、テレビで見られる唯一純粋なるLIVEが、スポーツ。

 

数々の感動を与えてくれるスポーツを、その試合を生で見ることによって大きな感動を得たいのです。

 

だから、試合開始から集中して見る。

時にはつまらない展開とか、今日の試合のように緊張で見ていられない試合展開があるけれど、

それらがあるから大きな感動が得られるのです。

 

映画なども、ファスト映画ではないけれど、内容だけ分かっても面白くもなんともない。

絶対に感動の瞬間は現れない。

実際、我慢の時間が必要だったりするものです。

映画も、スポーツも、最初から最後までワクワク面白いなんてことは、稀です。

 

我慢する時間があってこその、大きな感動。

 

なのに、近年は、あらゆることがスピードアップして、その我慢する時間を無駄だと思う傾向があるように感じられて、残念です。

 

映画やドラマも、最初つまらないと思ってもしばらくは我慢して見続けてください。

途中から面白くなるものは少なくありません。(逆もしかり)

 

アスリートが、毎日厳しいトレーニングを積み、暮らしの中にいろいろな制約があり、プレッシャーの中、戦い、やっとの思いで結果を出す。

それをただ、テレビの前で観戦するだけでいい。

感極まって涙が溢れるくらいの感動を与えてくれることがある。これは生で見るしかないです。

 

「感動!」は、人生の喜びです。

 

ありがとう。侍ジャパン!