【日本政府は、2月10日 気候変動対策として、原発を最大限活用する方針を閣議決定しました】
原子力に関わる多くの専門家が、人間には扱えないモノと判断して、撤退し、
さらに、2011年以降、多くの原発が停止していたために、運転できる人も減っている。
それなのに、政府は次世代革新炉に世論を誘導しようとしている。
これまで日本が新型の原子力の開発で成功したことは一度もないんです!
高速増力炉もんじゅも失敗
青森の六ヶ所再処理工場も役に立っていないじゃないですか。
そもそも福島の事故で発生した大量の放射性廃棄物の行方も決まらない。
11年経っても、です!!
当たり前です。誰だって、自分の家の庭にそんなものは埋められない。
つまり、どうやったって安全ではないと言うことです。
原発に賛成する人の中には、相変わらず、原発の電気は安いと信じている人がいます。
しかし、福島原発の処理にこの10年間で13兆円。
それらのお金は東電が支払う?
もちろん、それは私たちが支払った電気代であり、
どの程度、上乗せされているかなんて、消費者には分からないのです。
もうひとつ、原発は二酸化炭素を排出しないと信じている人がいますが、
原発を建設すれば二酸化炭素を排出し、
廃炉にするためには、想像もできない莫大な二酸化炭素を排出し、
そして核廃棄物は行き場がない。
もちろん、発電所の跡地にも住みたくないですよね。
この狭い国のどこにそんな余った核のゴミ置き場があるのでしょうか?
そして、地震大国の日本では、どれほどの安全性を確保しても、
将来必ずまた事故は起こります。
福島の時に学ばなかった(後戻りしなかった)馬鹿な日本人と言われるだけならまだしも、
多くの日本人が亡くなり、多くの日本の土地が人の住めない土地になります。
そもそもこの11年間なぜ、自然エネルギーのために予算を投じてこなかったのか?
なんか、最近の自民党政権の動きを見ていると、原発再稼働のためとしか思えないです。
そして、しばらく選挙がないこの時期にチャンスとばかり動き始めたのです。
ウクライナを見れば分かるように、
原子力発電所は、敵の攻撃対象になります。
小説で書かれたように、新潟の雪深い柏崎刈羽原発が攻撃を受けたら、
あの原発は世界最大の原発なのでその被害は福島の比ではありません。
今国民がみんなで反対しないと、この国の将来がなくなるかもしれないし、
少なくとも若い世代に負の遺産を山ほど残していくことになります。