私の相撲人生は(TVで相撲を観戦する人生)千代の富士が横綱に上り詰める頃に始まり、貴乃花とりえちゃんの婚約破談で終わりました。

幸せそうに手をつないでの婚約記者会見から、一転の破談。

それは仕方がないとしても、その後、貴乃花は日本相撲協会に守られ表に出ず、芸能人の宮沢りえちゃんだけが表立って対応しなければならなくなった。

それが許せないのは…私の性格です。

こんなことが時々あります…。

 

さて、その中断していた相撲人生が再スタートしたのは、2016年。

私が原村に移住した年のことです。

その年、長野県出身の御嶽海が初めて三役になり、長野県が盛り上がっていました。

毎夕、長野県のニュースでは、長野県出身の御嶽海の取り組みが流れます。

否が応でもだんだん詳しくなっていくわけです。

 

これは、田舎に来て初めての経験なのですが、長野県に住んでいると長野県出身の人のニュースがたくさん耳に入ってきます。

長野県出身というだけで、長野県のテレビによく登場します。

 

私が育った千葉県に住んでいた頃は、千葉県出身者というだけでちやほやされる人は稀でした。

千葉県は都会だし、人口も多いので、千葉県出身の有名人は数知れず、だからでしょうか。

 

二度目の三役昇進からほぼずーっと御嶽海は小結と関脇を行ったり来たりして、大関に一番近い力士と言われ続けていました。

その間に、何人もに抜かされてきたのです。

 

先場所の優勝で御嶽海はやっと大関を決めました。

考えてみたらこれほど長いこと三役の座に居続けたことは間違いなく力はあるということ。

この所、(怪我などの理由はあれど)今ひとつ強くない大関ばかりの中、

安定した強い大関でいてくれるのではないかと、

私というよりも、

長野県全体がめちゃくちゃ期待して、応援しているわけです。

 

本場所にも地元の人たちが大挙して応援に出向いている様子がテレビで見て取れます。

時々、応援しているのは長野県人だけなんじゃないの?と恥ずかしく思わないこともないですが、

地元の人が応援するということは、とても美しいことだと感じています。

 

スポーツ観戦大好き我が家では、

だから奇数月は、大相撲観戦があって、夕方の日程がずぶずぶになります。

でもサッカーなどと違って、何かをしながらでも観戦できる相撲は、

なかなか捨てがたい楽しみなスポーツになりそうです。