朝1階に降りてくると、我が家の猫’sが、薪棚の後に姿を隠しつつ、じーっと見つめている。

ウッドデッキには野鳥のために餌を置いてあって、

この季節は毎日、シジュウカラの大群が餌を啄みにやってくる。

そして、それを見ている猫’sはいるのだけれど、いつもと様子が少し違う。

その視線の先を追ってみると、

なんとなんとなんと、リスでした!

 

 

 

か、かわいい!

猫もそうだけれど、四つ足の前足を人間の手のように使う仕草がとにかく可愛い!!

 

ここ数日、夜野鳥の餌が全て食べられていたり、

餌箱の横におしっこをされていたり、

つまり何者かが、野鳥の餌を食べているのは気づいていた。

その犯人がこの子だったわけです。

 

庭にリスがやってきたのを目撃したのは、この5年の間に2回ほどしかないのだけれど、

この冬前、隣の林の木を登ったり降りたりするリスの姿を目撃していたので、

その木に巣を作っているのかなぁ、

それなら餌付けしたいなあと思っていたところだった。

 

そのくらい姿を見られないリスだったのだけれど、

ニューヨークのセントラルパークにいたリスはめちゃくちゃ人懐っこかった。

日本の公園にいる鳩みたいな感じだった。

人間の足元まで餌をもらいに来ていた。

つまり、リスはそこまで人間の側で生活できる野生動物なのだ。

 

だから、餌付けして、我が家のリスってことで、外飼いしたいなぁと思っていたのだった。

 

この日を境に、しょっちゅう餌を取りにやってくるリスを目撃するようになった。

しかも2匹。

庭を走り回り、餌を狙い、人間が動くと素早く逃げていく。

そう、餌付けには程遠いが、隣の林に巣を作り、

餌がない時は、ウチに食べに来てくれたらいいなぁ、

と、今はすっかり我が家のリスということで、名前を考え中である。