先日TVで、都会の炊き出しに初めて来たと言う30代の男性を見た。
仕事を失い、住むところがなくなり、初めて外で寝たという若い男性もいた。
そんなニュースを見ると、田舎にくれば良いのに、って思う。
昔からホームレスの人たちは都会に集まる。
そもそも、その日暮らしで仕事を得ようと考えた時、都会に仕事があったからだろう。
そして、今も都会にいた方が仕事があると考えているからだろう。
確かに、仕事の量も、単価も都会の方が上だ。
ただ、暮らすためにもお金が掛かるので、果たしてどちらが暮らしやすいのかは価値観の問題。
ホームレスのみならず、母子家庭とか、
コロナのせいで金銭的に生活苦を感じている若い人は、田舎にくればいいと心から思う。
TVを見ていた時に、まず思ったのは、
我が家の庭だけでも歩けば、食べられる木の実や、野草がたくさんある。
とにかく田舎はお金がなくても、(体力があれば)食べるものには苦労しない。
人々は親切で、一人暮らしでも、当人が心がければ寂しい思いはしない。
若い人はあちらこちらで重宝されるから、人付き合いをしていれば食べるものに困らない。
農業は人手不足で海外から労働力を得ているのだから、
賃金が安くても構わないなら、仕事もあるし食べられる。
そう、食べられるのだ。
炊き出しには行かなくて済む。
現実には、我が村のように寒冷地の場合は、住むところが暖かくないと辛いことになる。
でも、もっと過疎化の進んだ村ならば、誘致しているので、住むところも用意してくれたりする。
余っている土地はいくらでもあるから、貸して貰って野菜を作ることができる。
若ければ、元気ならば、炊き出しに並ぶよりも、田舎に行って労働した方が、
間違いなく心豊かな暮らしができる。
人は困った時、目先のことにしか頭が回らない。
でも、目先のことを考えながら、長い将来のことも考えないと、結局は何も解決しない。
景気が良くなれば仕事を得られるだろうけれど、
結局は日々働いて、ギリギリの生活を強いられるのならば、
人生思い切ることが重要。
ネットで調べれば、若者に対して補助している移住推進の地域は少なくないはず。
若いうちに、若いからこそできる、大きな一歩を踏み出してみたらいいと思う。