郵便葉書の料金は63円
高いと思いませんか?
私は、62円になった時から、基本的に葉書を出すのをやめました。
筆まめな私には、あれしか書くスペースがない紙にこの金額は出せないからです。
もちろん、葉書には葉書のいいところがあります。
私は出さないけれど、年賀状やその他時々葉書をいただきます。
素敵な絵が書いてあったり、受け取った瞬間に目に飛び込んでくるものの力があります。
でも、私は絵は書けないし、書きたいことがたくさんある。
よって、葉書よりも手紙。
郵便の84円も高いと思っているけれど、
手紙を趣味とする私には仕方がない。
普通の便箋を使うと5枚くらいは入れられます。
2017年の値上げに続き、2019年の消費増税でまた1円とか値上げになったのですが、
その時に、値上げになったものとならないものがありました。
例えば、海外に葉書を書くと、確か世界統一料金で70円。
これは随分前から変わっていないように感じる。
その間に、国内郵便の料金は何度か値上げされた。そして
国内が63円で海外が70円!
郵便料金の値上げに伴って、よく使うようになった簡易書簡が
値上げを免れ、今葉書と同じ63円。
郵便書簡には、2、3枚の便箋を入れることが出来ます。
こうして見てみると、値上げしても影響の少ないもの
それなりに使われるものが値上げの対象になった気がします。
葉書は出しませんと最初に書きましたが、
それでも、葉書でなければならない局面がないわけではない。
海外に手紙を書く人は一部だけれど、
手紙を書く人が減った現代、
一番減っていないのが葉書なのではないかと予測できるのです。
一年間全く手紙を書かない人でも年賀状を出している人はまだいるような気がする。
私はたくさん手紙を書くので、こういったことが気になるけれど、
全く気にしない人も多いように感じる。
時々頂いた封書が定形外だった時、適当に、多めに切手を貼ってくる人がそこそこいる。
私にとって、切手は金券なので、1円たりとも間違えないように
その封書の重さを測って、家にある切手を組み合わせて貼るのだけれど、
そんな人の方が少ないのだろうとこうして書いていて思う。
こんなことに拘っている私のような人間の方が少なくて、
結局は、私はやっぱりマジョリティではないのだなと感じさせられたりするのだ。