募金より以前から、義援金は送るようになった。

きっかけは、1997年、阪神淡路大震災。

衝撃的な映像を見せられた。

あれらの映像を見て、普通でいられる人はなかなかいないと思う。

「義援金」という言葉は、その時から私の語呂に加わったが、

一体いつから使われている言葉なのだろうか?

 

何処に送ったらいいかよく分からなかったが、

郵便局に行くと義援金を送るための振り込み用紙があったように思う。

日本赤十字社とかに送ったと思う。

 

その後、大きな地震災害が起きると、義援金を送っていた。

5000円とか、その程度。

 

そして東日本大震災が起きた。

最初の津波の映像を見た時、これはただ事ではないぞと思った。

5000円でもないと感じた。

 

ネットバンキングを利用して、とりあえずすぐに2万円送った。

そしたら後日、その銀行の担当の人から、お礼を言われた。

これは私には衝撃的だった!

いろんな機関で義援金や寄付を集めて被災地に送るわけだが、

そうか、私がやったことは、銀行からお礼を言われるようなことだったのか…と気づいた。

 

それからは、どこに義援金を送るべきかしっかり考えて送るようになった。

岩手県宛なのか、それとも市町村宛なのか、

災害があったことでとても印象に残ったいくつかの被災地、

それも小さな市にあてて、やはり5000円ずつ送っていた。

それでも災害も私の気も治らず、どうしたものかと考えていた時に出会ったのが、

地元の小さな企業に投資するという方法だった。

津波で被災した小売店や中小企業

銀行が貸してくれないような小さな企業

私が投資したのは、1万円投資すると、半分の5千円は寄付で、

残りの5千円は、10年間貸し出す投資というシステム。

うまくすれば利息がつくし、うまくいかないと元本割れする。

投資だから当たり前。

でも、その代わり、投資家特典という商品が届く。

はっきりいってこれにかなり惹かれた。

 

震災から一年後、小さなわかめを作っている会社から

投資家特典という名の「わかめ」が届いたときには感動して涙が溢れた。

 

つまり寄付した相手と繋がりが感じられる。

日本赤十字や銀行やスーパーの義援金箱に入れるよりも、

ひとつひとつの市町村に送るよりも、

もっと身近に感じられる義援金の送り方だった。

 

東日本大震災の時は、私の年収の半分くらいは寄付しようと、

いろいろ探して、いろいろな形の寄付や投資をした。

 

しかし、その後、そう多分3年前の西日本豪雨災害あたりから、

日本中のあちこちで、地震、河川氾濫、土砂崩れ、洪水などなど

自然災害の被害が立て続けに起き、

それまでのように5000円寄付するようなことはできなくなってしまった。

 

続く