例えば、割り箸。

お弁当を買うとくれる割り箸。

ビニールの袋に入っていて、おてもととか書かれていて、

その中に割り箸と爪楊枝が入っている。

ほとんどの割り箸に爪楊枝が一本入っている。

(爪楊枝が入っているのでお気をつけください)と明記されていたりする。

実際、指に刺さって「痛っ!」ってことはあった。

 

確かに以前は、特に年配の男性が食後爪楊枝を使って「シーハー」している姿を目にしたが、

最近はとんとお目に掛からない。

もう何年も見ていない。

レストランのテーブルからは結構爪楊枝が消えたように思う。

でも、割り箸からは消えない。

私の印象では95%以上の割り箸に爪楊枝がまだ入っている。

 

家で割り箸の袋を開けた時は、

その爪楊枝を爪楊枝入れに移動させていつか使用している。

家では爪楊枝は料理に大活躍する代物です。

でも、外で開けた時は、どうしよう〜と思いつつ、使い道はない。

弁当に果物が入っていたって、わざわざ爪楊枝を使う理由にはならない。

 

とあるスーパーマーケットでは、

割り箸の袋は紙になってるし、爪楊枝は入っていないし、

お寿司には小袋の醤油が付いていない。

そのスーパーマーケットでは、

それが必要ないものと考えられ、変えられたのだろう。

確かに、お寿司の醤油もそのまま捨ててしまう人もいるような気がする。

爪楊枝はほとんど捨てられてしまう。

勿体無い。

 

もったいない。は素敵な言葉です。

 

お弁当についてくる割り箸から爪楊枝が消えたら、

文句を言う人が、または、とっても困る人がいるのかしら?

それとも入っているものだから、なーんとなくずーっと入っているのかしら?

それとも爪楊枝メーカーに強大な力があるのかしら?

 

そんなことを考えながら、今日も私は爪楊枝に気をつけながら

割り箸の袋を開ける。