

昨日は八ヶ岳美術館に枠おり体験に行ってきました。
定員5名。3時間の体験で3千円(入館料込み)
数日前に3時間では足りないので…と開始時間変更の電話があり、結局は4時間。
やり始めてすぐ感じたんだけど、どう考えても用意された枠で布一枚織り上げるのは時間的に無理!どうするんだろう?
3時間経った時、終わらせたい人には枠を貸し出すので家に持ち帰って続きをやって年末までに借りたものを返却する。ということになった。そもそも無理だったのです。だって先生だった一晩掛かるって言ってたもの。
先生は技術のある優しい芸術家で、教える事が本業ではないのだと思う。だから大変なことを作業に選んでくれた。
計画性がないと言ってしまえばそれまでだが、ただただ素敵なことを知ってもらう為に愉しんでやっているのだと思う。
つい先日習ったつまみ細工の教室でも同じような事があったのだ。それは材料費千円のみ。教室が始まってしばらくしたら先生が、皆さん何時まで大丈夫ですか?って聞く。結局その場所の都合で終わりの時間が決められた。
教える人が1時間いくらとか、そういう感覚で、この教えるという仕事を引き受けていないのだと思う。
好きなことを愉しみながら教える。
そんなことが、今の社会ではできなく(やらなく)なっていたことに改めて気づかされた。
この村に来てからたーくさん習い事しているのだけど、とにかく安い。今は何でもやってみて自分に向いていることを見つけ、続けて行きたいと思っている。そのためには素敵な自分に合う先生と出会うことは重要なことだし、色々トライするためには安く取り掛かれることも重要。