以前の私は、友人のお誕生日にハッピーバースデーメールを送っていた。仕事の友人も多かったので、年間50人くらいにはバースデーメールを送っていたと思う。
ところが、facebookが日本国内に広がって、facebookから「今日は○○さんのお誕生日です」と連絡が来るようになった。そして、今やほとんどfacebookを開くことがない私のwallにもお誕生日には、何人かがバースデーコメントを書き込んでくれる。
他の人と同じことをすることが基本的に好きではない私は、その頃からバースデーメールを送るのをヤメた。
今は、バースデーの日にお手紙を書く。それほど親しくない人にはバースデーの葉書、親しい人には、小さなプレゼント入りのお手紙を贈る。
それは、縁があって知り合った友人なのだから、一年に一日くらい、その人のお誕生日くらいは、その人のことを考えていようという考えから始まった。手紙を書くということはすごいことなのだ。手紙を書いている間、1時間から3時間くらい?その人のことをずーっと考えている。
できればその人のお誕生日当日にその手紙が届くようにと思って、逆算してポストに投入しているのだが、田舎に来てから、それがほとんど不可能になって来た。
まず歩いて行けるところにポストがない。車でどこかへ出かけたついでにポストへ投函するのだが、ポストによっては、関東の友人宅に届くのにものすごく日数がかかることが判明したからだ。
そういえば年賀状もそうなのだが、「あけましておめでとうございます」というコメントを12月の頭に書くことにはどうも抵抗があった。
1月1日元旦を迎えた時に、その清々しい気持ちで葉書に向かった方が正しいような気がしていた。ただ、そうすると先方に届くのは、三が日を過ぎてしまう。
お誕生日も、その人の誕生日にその人のことを思いながら書いた方が気持ち的には正しい気がする。どう頑張っても、当日にうまく郵便を届けることが出来なくなってしまったのだから、それもアリかと考える。ただ、お誕生日の場合、数日後に届くというのはどういうモノなのか?
気になっていることがある。誕生日のお手紙を送ると、お手紙を書いて下さる人がいる。それはとても嬉しいことなのだが、私のように常日頃から手紙を書いている人でなかった場合、それは大変なことを結果として押し付けてしまっているのではないか?と考えてしまう。
メールでいいのに。
一番嬉しいのは電話。
「届いたよ」の一声をいただければ、それだけでいいのに。
だって、私の目的は、上記の通り、その日その人のことを考える時間を大切にすることなのだから。