気づいたら一ヵ月近く東京に行っていなかった。
先日久しぶりに仕事で東京へ。
と言っても正確には川崎市
現地のJRの駅に降りた時のこと。
清算のために窓口で立っていると、
駅員が閉めた扉がボンと当たり
私はいったい何が起きたのか分からず「痛っ」と言った。
窓口のJR職員は、素知らぬ顔をしているので、
頭にきて「何か言ったら?」と言ったが、
そのまま無視された。
彼は、「○○円です。カードです」しか言わなかった。
駅を出て、これだから都会は嫌いだ!とプンプンしながら現地まで嫌でもそのことを反芻した。
そして気づいたことがいくつか。
最初、都会の人間は、感じが悪い!
都会の人間は、余裕がないから感じが悪い!
私の住んでいる原村ではこんなことはあり得ない。
どうあり得ないのか?考える。
私の言った言葉を繰り返す
「何か言ったら?」
そうなのだ!何か言うべきなのだ!
そして田舎では「言うべき」とか関係なく言葉が出るのだ。
「何か」は、別に謝れという意味ではないのだった。
私に住んでいる原村だったら……多分
私が「痛っ」と言った瞬間、
相手は、「大丈夫ですか?」「どうしました?」
最低このくらいは言う。
普通は、「ごめんなさい、大丈夫ですか?」
すると私は
「はは、大丈夫大丈夫」
あっという間に問題解決なのだ。
更に、この後、会話してしまったりする。
つまり都会の人間は言葉が足りない。
それは余裕がないから?
余裕がないのは、基本的にはお金と時間だ。
都会の人に余裕がないのは、
ほとんどの場合時間の余裕がないわけ。
でもね、つまらないよね、
大した時間ではなのに、
そのことで嫌な思いするの。
誰か知らない人と言葉を交わすことを面倒に感じる人も少なくないと思う。
しかし、現実は、知らない人と交わす言葉がその日常を豊かにしてくれるのだ。
これからも都会に時々行かなければならないので、どのように対処していこうかこれから考える。
とりあえず、大半の時間を過ごしているここが幸せだからラッキーだわ。
追伸:原村にはJRだろうが、どんな電車の駅もございません。