家事を楽にする方法ばかりが取りざたされてきたような気がするが、
家事のほとんどは、
パソコンに向かっている時間よりはかなり身体にいい感じがする。
 
料理は、前頭葉を働かせるのでボケ予防にはすっごくいいらしい。
そもそも料理を極めることは(←極めなくていいんだけど)
安全なモノを美味しく食べることにつながるので、
間違いなく体にいい。
 
掃除をすると、埃が減って身体にいいけど、
そういうことではなく、精神的にもすっきりしてめちゃくちゃいい。
 
洗濯などは説明する必要もない。
天気の良い日に洗濯物を干すあの気持ちよさや、
洗いたてのシャツを着る気持ちよさは誰だって知っている。
 
働いている母親が、忙しいから時短のために家事を楽にする方法を編み出したり、
そのために便利なグッズが出ることはとても役に立つことだが、
家事をする時間を生み出すことが出来る人は、
絶対にその時間をなくしてしまわない方がいい。
と、私は実感している。
 
家事の大変な所は、
毎日やらなければならないこと。
だから、毎日のご飯の支度は、手を抜けるところは手を抜くけれど、
一ヶ月に一度、
あるいは一週間に一度、
料理に時間を掛ける日があるといいのだと思う。
 
やらされる家事ではなく、
自分からやりたい家事を持つこと。
 
そしてささやかな幸せを噛みしめているから、
結局、女性の方が男性よりも長生きなのではないかと思うくらいだ。