原村で見る夜の月は凄い!
パトラが亡くなった日の夜に一緒に見た三日月も美しくて凄かったけど、
それから数日後からの満月はびっくりだった。
夜、外に出て空を見上げたら
満月がめっちゃ明るかった。
そのせいで、星がいつもよりも少ない感じ。
その夜、夜中に目を覚ますと、
紗のロールスクリーンが掛かった窓から、
なんだかスポットライトのように明かりが寝室に届いていた。
スクリーンを避けてみると、それが月で、
とにかくこれほど月が明るい光を発していることを
これまでの人生で実感することはなかったのだ。
その月が、刻一刻と位置を変えていく。
家に居ながらにして、月の移動を見守ることが出来る。
次の夜は、また月の明かりに驚いた。
2階の床に窓が四角く明るく映し出されていたのだ。
今までの私の間隔から、
どこかの車のヘッドライトにでも照らされているのかと思った。
そのくらい、明るくクリアな照明だったのだ。
見ると、天窓の先に、明るい満月があった。
夕方、家の中から月を確認する。
その月が刻一刻と位置を変えていく。
その満月が、昨日は半月に近くなっていた。
日々形を変えていく。
そんな当たり前のことを、
家に居ながらにして毎日観察し、驚き、
実感することが出来る。
広い空にぽっかりと満月。
その周りに星、星、星!!
原村の夜空は何とも比較できないほど価値がある。
美しい。
見れば、大満足!である。
地球という美しい星に生まれ
当たり前のことに今、やっと感動できる。
都会では得られなかった感動が毎日のようにある。
本当に素晴らしいことだと思っている。