2014年の消費増税以来、物価上昇が止まらない。
そもそもインフレ策を掲げているのだから、
政府主導で物価上昇を勧めているということなのかしらん?

ところが、時々、モノの値段が上がっていることに気付かないことがある。

そもそも消費税が8%になってから、外税にする表示が多く、
消費税を含む価格は、下に小さく書かれていたりする。
だから、レジで精算する段になって、
その高価さにびっくりすることは、今になっても続いている。

あらゆるものが高くなって、
消費者の財布の紐は絞められるばかり。
そこで、企業もいろいろな方法を取っている。

値段を上げない代わりに、
その商品の量を減らす作戦だ。

ヨーグルトに例をとると、
以前は、確かヨーグルトは500gパックで売っていた。
実は、450gに減っていたことを私はずーっと気づいていなかったのだ。
一体、いつからだったの?
いつもとは違うスーパーマーケットに行ったら、
ヨーグルトがとってもとっても安かった。
で、容器をきちんと読んでみた時に、そこのヨーグルトが450gであることに気付いたのだ。

それから半年以上が経つと思う。

いつも買っているネットスーパーで、
いつも買っていたお気に入りに登録していたヨーグルトがなくなっていた。
良く調べてみると、
450g入りのそのヨーグルトはなくなって、
400g入りの同じ商品が新たに作られていたのだ。
つまり今回はタイムリーにその変更事実を知ることが出来た。

そしてとっても上手なことに、
ヨーグルトの入れ物が
以前よりも背が引くなり、ぷっくらしている感じ。
つまり目の錯覚で、容器が小さくなったことを目立たなくしていると考えられる。
モノを売るプロ集団であるから、
当然そのくらいのことはやるだろう。

そしてうっかり気づかないうちに、
以前購入していたヨーグルトは、
なんと4/5の量に減らされ、
それが高価になっていたことに気付かない消費者もいるというシステムだ。

モノを売るのが商売だから、
そして儲けを出すことが仕事だから、
彼らは頭を使って色々やってくる。

だからこそ、
こちら消費者側も頭を使わなければいけないのだと
痛切に感じる。

いい商品を選んで購入したいものだ。