先日美容院に行って、久しぶりにちょっとだけ髪形を変えた。
正確には、将来的に髪形を変えるための準備だのだけれど、
とにかく、上はいつものベリーショートなのだけど、
後ろ髪を切らずに残すことにした。

その時の、美容師との会話。

「後ろ髪(下の方だけ)を伸ばすと変ですかね?」
「いやぁ、これは以前からある髪型だから」
「狼カットっていう奴ですね。今もあるんですか?」
「あるよ。ウルフカットっていう」
「英語になっただけじゃないですか」

そう、そのモノは何も変わっていないのに、
名前だけ変わることがある。
そして、その方がおしゃれ感が増すのだと考えられる。

以前、レギンスという言葉が出てきたころの話。
若い子と話していて初めてその言葉を聞いた。
私がスパッツの話をしていると、
「それ、レギンスって言うんですよ」
って教えてもらった。
その後、レギンスを手に取って見た。
どうしても、スパッツとの違いが分からない。

そこで、靴下専門店をぶらぶらしている時、
店員さんに聞いてみた。
「スパッツとレギンスってどこが違うんですか?」
店員さんの答えは至極明瞭だった。

スパッツは、英語で、レギンスはフランス語なんです。
つまり商品にはまったく変わりがないというのだ。
だから、私がスパッツと呼んでいたことも間違いではなかったのだ。
しかし、若い人たちはそれをレギンスと認識し、そう呼び、
スパッツよりもおしゃれに着こなしているわけだ。

つまり企業が、その商品を売るための戦略である。
名前を少し変えることで、
商品はそのままでおしゃれ感を増し、
購入意欲を高めようという戦略。
戦略と聞くと、どうも騙されないようにしよう。と思う傾向がある私。

バレンタインデーはお菓子メーカーの戦略だし、
ホワイトデーに至っては、大変な戦略だし、
最近はハロウィーンも企業戦略にしか見えない。
それを楽しむのはそれぞれの勝手だから良いが、
単に企業の戦略に騙されて
無駄にお金を使ってしまうバカな消費者にはならない方がいい。
ま、実際は、
最近の若者は、かなり節約志向で(景気が悪いから無理もない)
私たちの若いころよりははるかに頭の良い消費者になっていると
期待的観測はしているのだけれど。