昨日のニュースは、どこもかしこも北朝鮮がミサイルを発射したとのニュース。
そもそも、北朝鮮が人工衛星を打ち上げると発表する前から、
かなり毎日報道されていた。

どうも気持ちが悪い。

NHKのインタビューに答えた街角の人たちはこぞって
「怖いです」を連発。
北朝鮮というお隣の国は、何をしでかすか分からないから怖い。
と言う。

だが、怖ろしいのは、本当に北朝鮮なのだろうか?
もっと恐ろしいものがこの裏側に隠されているように感じるのはおかしいのだろうか?

そもそも、北朝鮮によるミサイル発射実験は、
ウィキペディアによると
1993年、1998年、2006年、2009年、2012年4月、12月、2013年、2014年、そして今年2016年
金正恩が、最高指導者になってから、
ほとんと毎年にように行われている。

私の記憶では、どれも人工衛星打ち上げと発表された。

にも拘わらず、
今回に限っては、報道が異常だったのだ。
北朝鮮の発表後、
とにかくニュースで取り上げまくった。
毎日毎日、北朝鮮がミサイル発射するらしいとテレビでわめいていた。
これまでと何が違うのだろう?
私の印象では、
何も違ってはいない。
違っているのは、日本の報道だ。

まるで、日本の今の環境は、以前とは違ってかなり危険であると、
日本人にその危機感を持たせるためとしか思えない報道ぶり。
実際に、政府が撃ち落とすための準備についても何度も報道されていた。
撃ち落とす?
そのために呉から沖縄に軍備が移動する映像もテレビで見た。
まさに戦争のような雰囲気だ。

どうして今回だけ?
異常な大騒ぎだった。

そして国民は、その大騒ぎに乗せられて
「怖い」「危険だ」「北朝鮮は何をするか分からない」とインタビューで答える。

これは一体誰の仕業なんだろう?

こういう場合、推理小説ではないが、
このことで誰が得をするか考えてみればよい。

北朝鮮が、日本国土に実際にはミサイルを撃ち込んでは来ないにも関わらず、
いつ、ミサイル攻撃をしてくるかわからないという緊張感を醸し出して得をする人。

それは、安保法案を正当化したい今の政権である。

安保法案を通す時に、
今の日本の周囲は危険をはらんでいるから、
集団的自衛権の行使が必要なのだと言い続けた自公は、
それを正当化する必要がある。
更に、今年の参院選を見据えて、
安保法案反対が最も選挙にマイナス影響を及ぼす彼らは、
これをどうしても正当化させたいのだ。

どうも気持ちが悪い。
何だろうこの報道のされ方は。

そもそも近隣諸国との緊張関係は、
ほとんど今のアベ政権が作り上げた。
その前の民主党政権とは違って、
今のアベ政権になってから、
中国とも韓国とも犬猿の仲に戻ってしまった。
戻してしまったのかもしれない、もしかしたら意図的に?
それは、なぜか?
アメリカの意向で集団的自衛権を行使できるようにしなければならなかったから。
アメリカからの要請で、
これからはお金だけではない、
自衛隊を基本として
日本国民そのものも戦争に参加させて欲しいと要望されているから。
アメリカは、今防衛費を削減していく方向にあるのに、
今の日本は、どんどん防衛費が増え続けている。
そして増税して、社会福祉のお金が削られていく。
すべてアメリカの意向だ。

NHKの報道を見ていて、
東京で待ちゆく人にインタビューをして、
その答えが、こぞって
「怖いですね。北朝鮮……」だった。
私も生放送だったら、ぜひインタビューにこたえたいと思った。
「怖いですね。日本政府による報道コントロール」と。
しかし、インタビューはすべてビデオで編集なので、
そのようなことを言った人はすべてカットされてしまう。

そもそも、上記の北朝鮮のミサイル発射実験のうちのいくつかは、
核実験だったと言われている。
核実験なら、
過去にアメリカやロシアなどが、
1000回以上やっているのだ。
そのいくつかは日本沖で行われている。
その事実を私たちが知らないとしたら、
そっちの方がずーっと怖ろしいことだと思う。

マスコミに踊らされるのは辞めましょう。
自分の頭や(私の場合それほど頭が良くないので)
自分の感覚で、物事を捉えてみると
かなり気持ちの悪い報道が最近目に余ります。
それを気にしていかないと、
次の選挙も好きなようにされて、
この国は戦争へを向かっていきます。

私は、日本近海の危険度は、以前と何ら変わっていないと思っています。
戦後70年、戦争に手を染めなくてもやってこられたのです。
憲法を盾にして、アメリカの要請からも逃げることが出来たのです。
その方がよっぽど頭の良いやり方だと思うのですが、いかがでしょうか?