安倍総理が、海外に行って、
それも発展途上国に行って金をばらまく政策をずっと続けている。
当然相手国は歓待してくれるので、そこで笑顔で会見する総理を見るとまた気分が悪くなる。

なあんてことをツィッターでつぶやいたりすると、
途端に右寄りの人々から(ネトウヨとか呼ばれています)
「海外支援をして、友好的な関係を作っていかなくてどうするんだ!」
などなど文句が返ってくる。
ツィッターは文字数が足りず、誤解も招きやすいので、
汚い日本語を使って文句を言う人たちのことは基本的に無視することにしている。

さて、

問題は、優先順位なのだ。

生活保護費、年金など、
どんどん削られ続けている。
消費税を10%に引き上げないと予算が足りなくて、
更に生活困窮者から削ると言っている。
あれ?消費税8%に引き上げる時に、
その税収は、社会保障費に回るって言っていませんでしたっけ?

国のお財布を家計に変えてみれば簡単に分かることだ。
私たち主婦は(主婦でなくても)収入に見合った生活をする。
収入がこれだけだから、どれにどのくらいお金を掛けられるかが決まってくる。
お金が足りないから、税金を高くして……なんて考えは、どう考えてもおかしい。
さらにその税金がこちらに返ってこないなんて。

今も景気が悪い、
我が家の収入もこの10年間減る一方だ。
収入が減ると、おのずと支出を減らす。
まず、削るもののひとつが、遊行費。
寄付金なども、以前よりも確実に金額を少なくしていくしかない。
そして最後まで削れないのが食費。

お金がなければ遊べない。旅行には行けない。
当たり前のことだと思う。
この当たり前のことが国の財布では行われていない

確かに企業などの場合は、借金や先行投資をして会社を大きくしていくということをやる。
個人でも借金を出来る人の方が優れているかのような物差しもある。

男の人はそういう考えの人も多いのだろう。
しかし、主婦たちは絶対にそうは考えないのだ。
お金がないなら、我慢するしかない。

軽減税率の話にしても、
これとこれに掛けると、これだけ税収が減るから……と
税収ありきで話をしている。
が、大切なのは国民の生活であり、
生活困窮者をこれ以上増やさないことだ。
それが、将来的にはこの国の国力になっていくのに……

国のお財布に、主婦の目線を入れることは間違っているのかしら?