3日間の沖縄の仕事を終え、
昨日はかなり遅く東京に戻ることになっていた。
羽田空港到着予定が、23:00
家まで電車があるかどうかネットで調べ、
38分発の京急が最終電車になる人が結構いた。
荷物を機内に預けているので38分に乗れるかどうか?
でも飛行機はきっと予定時間よりも早く羽田に到着してくれることだろう~
そんな会話をしながら機上の人となる。

飛行機は行きも帰りも満席。
以前の飛行機の旅と比べると快適度はかなり落ちるが、
経済も落ちているのだから仕方がないだろう。

時間通りに搭乗口からスタートした飛行機は、
滑走路手前で停止する。
停止。
かなり長い。
そのうち機内放送が入る。
「滑走路渋滞のため、管制塔から出発のGOサインが出るのを待っています」
というコメント。
渋滞?
夜だし、那覇空港の作りに詳しくないので、よく分からないが。
どこに飛行機がいるんだろう?という状況。
普通、渋滞している時は、前の飛行機に続いて、だらだらと少しずつ進んでいくものだ。

結局、その場所で10分以上は停止していたと思う。
閉所恐怖症の私にはかなり辛い時間だった。

その間に、確かに小さな飛行機が一機着陸した。
それだけだ。
渋滞なんかどこにも見えない。

まもなく、エンジン音が高まって、動き出した。
さっきまで私がずーっと見つめていて
渋滞していないからこれではないのだろうと思っていた滑走路の方へ機は左折した。
そこからは一気に加速して飛び立った。
迷いのないとても上手なパイロットだった。

どう考えてもおかしい。
何をもって、空いている滑走路を飛び立てないのか?
何故、管制官はGOサインを出せないのか?
おのずと、米軍基地が頭をよぎる。
夜21時、空港の滑走路がそれほど混んでいるわけはないのだ。

沖縄以外は全国的に雨だったせいもあり、
機はかなり揺れた。
「あと40分ほどで当機は羽田空港へ到着します」
その後、下に夜景が見えてきた。
テレビ画面にどこを飛行しているのか映されていた。
千葉県の西側を北上していた。
那覇空港を出て、羽田空港に到着するのに、
千葉県を北上して大きく左に旋回して羽田空港に降り立つ日本の飛行機。
当然おかしい。
これも米軍のせいだ。
東京神奈川に米軍があるため、飛行経路が制限されている。
これが日本の現状だ。

出発で遅れたので、当然羽田到着も遅れた。
荷物を待つ時間を無視しても38分の京急に乗ることは不可能な時間になった。
満員の飛行機の乗客の半分以上が終電には間に合わなかったに違いない。

どうしてみんな黙っているのだろう?
おかしいじゃないか。
勿論、日本の飛行機会社に文句言っても仕方がないから?
パイロットが悪いわけでも、那覇空港の管制官が悪いわけでもない。
しかし、多くの日本人が、電車で家にたどり着けないことの理由が、
どこにあるのか?それは一応、考えてみた方がいい。

米軍が日本を守ってくれているのだから仕方ない。と考えますか?
(米軍は日本人を守るために沖縄や本土に米軍基地を置いているわけではありません)
それとも飛行機の乗客はみんな「そんなこと分ってるけど我慢している」のだろうか?

パイロットの腕は確かで、CAたちもしっかり仕事をこなしていたのに、
快適なフライトではなかった。

やはり何かがおかしい。
おかしいと考えない人の方が普通ですか?